 結論→エウレカファンは買い いきなりですが、これが今回のスパロボの評価です。だって、どう見てもこれエウレカセブンが優遇されてますよ。 まず、機体面で言うと、ニルヴァーシュspec2が鬼。 今回MAP兵器の数が少ないのですが、その中でニルヴァーシュのセブンスウェルがキラリと光っています。自機中心型で味方識別は無し、移動後に使えない等デメリットもあるのですが、エウレカが「覚醒」を覚えてしまえば問題は解決してしまいます。 ニルヴァーシュは回避能力が高いので、単機突撃による無双が可能となります。昔のサイバスターと同様の使い方が出来る上、高威力MAP兵器で終盤のザコ敵すら一掃出来てしまうから、レントンの撃墜数とPPがアホみたいに上がっていくんですよねｗ 後半、インターミッション画面でずっとレントンの顔が表示されてたのは私だけではないはず。 そして、シナリオ面…特に終盤になるのですが、ここでもエウレカが優遇されてる印象を持ちました。 軽いネタバレになりますが、最終話でニルヴァーシュがspec3になり、レントンは「アーイ・キャーン・フラァァァァァイ！」で見せ場満載（顔グラも男前に変わってますしね）。つか、最終ステージだというのに主人公は強制出撃ではありません。なのに、レントン君は強制出撃であって撃墜されればゲームオーバー、ほんとどっちが主人公なのか分かりませんよｗ spec3の戦闘アニメーションも、1話しか登場しないというのに気合入ってるように感じました。 アニメで物議を醸し出した、あのお月様に相合傘がなんと通常戦闘で再現されてるんですよね。しかも、それが只の「格闘」の止め演出ってんだからスゲエよ。 ということで、エウレカファンは大分満足いく作品になっているのではないでしょうかね。 他の新規作品を見ていくと、グラヴィオンはパイロット多くて強かった。けど、アルティメットグラヴィオンが合体攻撃でしか登場しないのが残念でしたね。原作通りの圧倒的パワーを存分に振るわせたかったです。ただ、諸々のサンドマン演出は良かったかな。さすがは真の主人公ｗ アクエリオン、期待の「無限拳」の射程は1〜14。さすがに無限ではなかったですけど、これでも十分鬼射程。つぐみ、ジュンはいらない子ｗ キングゲイナーは最初使いにくいと思うかもしれませんが、キャラへの愛次第で化けます。特殊スキル・ゲームチャンプが強いですね。 バルディオス、ゴッドシグマ辺りは、いつもの複数パイロット乗りスーパーロボットと同じ運用でOK。それほど大きな特徴があるわけでも無かったです。 ビッグオーは地形適応悪すぎる。強化パーツでの補強が必須ですね。ただ、ロジャーは魂持ちなんで攻撃力は高い。 そういえば、意外にもオーガスが強かったな。避けユニットのくせして、桂の能力（男性への攻撃力+20％）のおかげでダメージも割りとデカイ。あと、今回のシナリオの根幹に絡んでました。 そして、ガンダムSEED DESTINYですが…Ｚガンダムとの絡みがなかなか面白かったです。 カミーユとシン、ある意味似たもの同士のこの二人がなんかいいコンビなんですよね。カミーユもアニメでは暴走系のキャラなんですが、スパロボでは理知的な役回りになっていることが多いです。シンの暴走をカミーユがフォローするのが微笑ましい。 あと、クワトロがデュランダル議長に対し、あの手の口調の人間は信用できない…みたいなことを言った時は笑った。まんまお前ジャンｗ この二作品ですが、絡みにまったく違和感がありません。フォウとステラ（サイコガンダムとデストロイガンダム）なんて、当たり前のようにセットで登場してきますよ。このゲームやってると、やっぱDESTINYのシナリオってZなんだな〜と思えてきますｗ そうそう、アークエンジェル部隊の扱いには笑った。私の通ったルートでは、皆してキラ達を批判しまくりなんですよね。あいつらはやってることが訳分からんとか、偽善だとか。これ、キラ厨から見たら絶対印象悪いぞ。だから、エウレカとは逆にDESTINYファンにはオススメしないでおきますｗ ちなみに、古参のスーパーロボット軍団ですが、ここに若干不満も残るかな？ 今回、真ゲッターもマジンカイザーも登場しないので、最後までマジンガーZやらゲッタードラゴンやら使わなきゃなりません。強さがどうこうと言うのではなく、やっぱ後継機が出てくれないことにはいまいち盛り上がっていけないんですよ。 話は変わってゲームの難易度についてですが、熟練度を全部取っていこうとしたらかなり難しいです。過去シリーズのように簡単に取れないところも多いので、めんどうだったらスパッと諦めて、ちゃちゃっとクリアしちゃいましょう。特に熟練度に関わる隠し要素も無いようなので。 ところで…スペシャルディスクってなあに？  |