超重神グラヴィオン
2002年 全13話


評価 60点

作品解説

 超重神グラヴィオン Blu-ray BOX
メディアファクトリー (2010-12-22)
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西暦2041年…正体不明の敵・ゼラバイアが地球に迫っていた。密かに対抗準備を進めていた謎の大富豪クライン・サンドマンは、アース・ガルツを率いてゼラバイアに立ち向かう。


キャラ萌え要素が満載の新世代スーパーロボットアニメ。女装あり、BL臭あり、メイドあり、おっぱいありで、とことん色んな層のツボを付いてきてます。そんな中に、昔ながらのスーパーロボットテイストを散りばめている感じですね。まあ、昔からのスーパーロボットファンからすれば、かなり邪道な作品に見えるかもしれませんがw
戦闘シーンについては、王道をとことん貫くノリで作品としての方向性は間違っていません。多分、皆さんが想像するとおりのスーパーロボットものになっているので、こういうのが好きな人にとっては安心して見られるでしょう。ただ、段々戦いが雑になっていって、呆気なさも感じるようになったのが少々引っかかりました。
それで、作中では現れる敵がどんどん進化していくので、それに対抗するかのように毎回決め技が異なっていました。この手のものでお決まりの必殺技が無いってのは珍しいですね。けど、その必殺技のネタがどっかで見たことあるのが多いんだよな…パイロットごと飛んでいくロケットパンチって、思いっきりダンガイオーの二番煎じだし(汗)
あと、萌えとかエロとかをふんだんに取り入れているもんだから、一番肝心な燃えが疎かになっているような気もしました。サンドマンに関してだけは、無駄にケレン味が効いているのですが、その他がちょっと弱いかな…とりあえず、今回は凄く中途半端なところで終わっているので、続編もセットで見ましょう。



主な登場人物と名言(?)

・天空侍 斗牙(てんくうじ とうが) 「君は、僕と同じだね」
 グラヴィオンのメインパイロットである、天然系少年。幼い頃から城の中で育ったため常識が欠落していて、普段はボケボケっとしているのですが、敵が現れると急にスイッチが入って凛々しくなります。エンドロールで最初に名前きてるし、一応こっちが主人公になるのか?あまりそうは見えないけど…

・紅 エイジ(しぐれ えいじ) 「あとどれだけ戦ったら、お前は俺を、アヤカのところへ連れていってくれるんだ?」
 行方不明の姉・アヤカを探すため、サンドマンの城へとやってきた少年。バリバリに主人公っぽさを醸しながらも、グラヴィオン合体時は「足」の役割というサブ的な立ち位置に追いやられています。戦闘で活躍さえしていたら、こっちが完全に主人公なんですが、いかんせん…戦闘中の彼の仕事はミサイル撃つだけです。

・城 琉菜(ぐすく るな) 「お父さんが愛したこの星を、必ず守って見せるから」
 ドリル少女w グラヴィトンプレッシャーパンチ時は、搭乗するドリルマシンと一緒に飛んでいきます。斗牙に対して想いを秘めているようですが、意外にエイジといいコンビにも見えたりしますね。

・ミヅキ・立花 「もうちょっと、一緒にいましょ」
 おっぱいエロ要因。とりあえず、ありえないくらいのデカさの超乳をプルンプルン揺らすことが、この人の最大の存在価値ですw エイジの姉のアヤカとは友人であり、密かに彼女の行方を追っているようです。

・エィナ 「私ったらまたご迷惑を…(涙)」
 ドジッ子メイド。数多くのメイド陣の中で、唯一パイロットとしてグラヴィオンに乗り込んでいます。この子も斗牙に対して恋心を抱いているようですが、それを打ち明けてどうこう…という気はないようですね。

・リィル 「空っぽだから…」
 口数少な目の大人しい少女。謎の6人目…ってことだったんですけど、以外に早く正体分かっちゃいましたね。ただし、この子の過去には何か秘密があるようで、そこが今後のキーポイントとなっていきそうです(今回では何も明かされていないので)。

・レイヴン 「私の主人のいいつけで、これは外せないことになっているのです」
 サンドマンの右腕として彼を補佐する謎の仮面男。グランナイツの訓練を行い、彼らを厳しく指導していきます。

・クライン・サンドマン 「グランナイツの諸君、合神せよ!」
 サンジェルマン城に住む大富豪にして、武装戦隊アースガルツの司令官。とにかく、謎が多くてかな〜り濃い御方です。なんだろう…多分、トレーズなんかと気が合いそうな感じですね。



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