舞-乙HiME Zwei(ツヴァイ)
2006年 全4話


評価 65点

作品解説

 舞-乙HiME Zwei COMPLETE [Blu-ray]
バンダイビジュアル (2009-10-27)
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巨大隕石衝突の危機にさらされる惑星エアル。アリカ達オトメの活躍によってなんとか回避するも、それは新たな戦いの始まりでもあった。


舞-乙HiMEから1年後のお話。元が登場人物の多い作品なんですが、毎回色んなキャラをちょっとずつ登場させて、大体のキャラにとりあえずの出番は確保されていたかな?
ただ、それぞれのオトメに一応戦いの機会は与えられていたのですが、皆呆気なくやられていったのが不満です。特にシズルなんか、私の中では最強クラスのキャラだったのに、一番最初にあっさりやられちゃって…敵がどんだけ強いか知らないけど、そりゃないだろー!って思いました。
あと、作中ではチャイルドなんて懐かしいものも出てきましたね。それに伴って、舞衣VSカグツチなんていうとんでもない戦いも行われていました。旧・舞-HiME時代からのファンなら、思わず「おおっ!」と反応してしまうようなニクイ演出です。
まあ、たった4話ということで話そのものは大したものじゃあなく、後半もなんだか慌ただしかったという印象です。しかし、この作品は押さえるべきツボってのをちゃんとわきまえていますから、やっぱりテンション上がりますね。戦いの時の音楽とかもなかなか良くて、十分に盛り上がりを感じました。ということで、戦闘部分はそれなりに楽しむことが出来たと思います。
次のシリーズは、アリカの母・レナが活躍した過去の話、舞-乙HiME S.ifr(シフル)らしいので、そちらに期待…てゆーか、このシリーズいつまで続くんだ?



主な登場人物と名言(?)

・アリカ・ユメミヤ 「蒼天!」
 1年の歳月は、アリカの胸を育てたようですw それは、第3話のお風呂で証明されましたし、マシロちゃんも不承不承ながら認めてました。あと、主人公らしくこいつだけ2段階変身が可能になってます。前作のラストで身に付けた、蒼天のローブを使いこなしていましたね。けど、実際強さ的にはどのくらいなんだろ?マイと同レベルくらい?蒼天ローブだとそれより上なのか?

・マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルーム 「可哀想とか言う気持ちだけでは、政治は出来んのじゃ!」
 マシロちゃん、なんとか王様やってますね。けど、まだまだ正しいことと間違ったことの判別が、自分だけでは付かないようなところもあるようです。そういう時、心の底から話し合える友というのが重要になってくるのですが、アリカはそんな存在になれるのでしょうか?

・ニナ・ウォン 「もう二度と同じ間違いはしない。あなたには未来をあげる」
 新ローブでオトメ復活です。まあ、この背景にあるのは、セルゲイがヘタレだったっていう事実なんですけど…w 奴は、ニナちゃんと1年間も二人暮ししていて、手を出すことの出来なかった情け無い男なのです。そりゃあ、ナオにもヘタレ言われますわ。

鴇羽 舞衣(ときは まい) 「戦いはオトメにまかせなさい
 今回はそれなりに見せ場がありましたね。アリカとの新旧主人公合体攻撃がイカス。それに、なんと言ってもカグツチとのバトルが良かった。まさか、こいつらが戦うなんてね。ただ、舞衣の場合は必殺技使用時にバンクシーンを多用しすぎです!これって前作からの使いまわしだよ。

・ナツキ・クルーガー 「なかなかお前みたいにはいかないな…」
 学園長は苦労が耐えないみたいです。この人にも、もっと派手に戦ってほしかったのですが、むしろ色々な雑務に追われているといった印象の方が強いですね。シズルが早々にリタイアしてしまったので、彼女との絡みがほとんどなかったのも正直残念です。

・ミコト 「舞衣〜腹減った
 猫神様ことミコトちゃん。ぶっちゃけ、今回ただ眠っていただけです。それも、敵の出現と何らかの関係性があるためだと思われますが、ぶっちゃけよう分からん(笑)。大して、そこんところに突っ込んでいってないからな。

・トモエ・マルグリット 「お黙り、愚民ども!」
 今回も、こいつはおいしい役どころです。出番自体は少なかったものの、ギャグキャラとして十分なほどのインパクトを残していきました。個人的には、もっと出て欲しかったな〜。こいつが大爆走するであろう大統領選挙も見てみたいw

・リボンちゃん 「あたしオトメになる。絶対なってみせる!」
 舞衣のラーメン屋の手伝いをしているシュヴァルツの女の子。もし、S.ifl(シフル)に続くさらなる続編があるとしたら、多分こいつが主人公になりそうな予感。ラストのセリフがそれを物語っています。



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