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魔法少女まどか☆マギカ 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
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アニプレックス (2011-04-27)
売り上げランキング: 3
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中学2年生の鹿目まどかは、ある日不思議な夢を見る。それは、一人の少女が謎の敵と戦うという内容だった。翌朝、夢で見た少女・暁美ほむらがまどかのクラスに転校してくるのであった。
ズバリ言うと、これまでの“魔法少女”という概念を打ち破った傑作でした。次どうなるんだろう？と毎週感じるwktk感は、コードギアス以来の充実。巷でも話題を攫い、オリジナルアニメならではの盛り上がりを得ることができました。
この作品の特徴を簡単に説明しますと（少々ネタバレ？）…魔法少女ものなのに、人（魔法少女）が死ぬ。魔法少女ものなのに、主人公がいつまで経っても変身しない。魔法少女ものなのに、マスコットキャラに黒さを感じる。魔法少女ものなのに、鬱な展開ばっか。つまり要約すると、魔法少女ものなのに、女児には見せられない内容ってことですｗ
しかし、絵柄やOPは一見可愛らしく、そのようなダークサイドの片鱗はまったく見せていません。この辺のギャップが興味深かったですね。製作側の意図は初めから（脚本が虚淵氏と分かってから）みえみえでしたが、まんまと我々いい大人はその意図通りに盛り上がってしまいました。（見かけに騙されてレンタルした女児はご愁傷様ということでｗ）
ただし、なのはやサミーに代表されるような近代魔法少女ものとの共通点もあります。それは、魔法少女同士の友情。近代魔法少女ものでは、魔法少女が複数登場しており、中には主人公のライバルとなる者も存在しています。そんな彼女達が紡ぎ出す友情というテーマについては、この作品でも見られることができました。
戦闘アニメ、BGM、魔女のデザイン等も雰囲気出ていて、なかなかのクオリティです。個人的には、マミさんの戦い方（アンリミテッド・ガン・ワークスｗ）が好きでした。大量召喚した銃を次々と使い捨てにしていくシチュに燃える！そういや、魔法がテーマの作品で実弾兵器を武器にするってのも、なんだかイレギュラーな感じがしますね。
とりあえず、魔法少女というジャンル自体に抵抗ある人も3話までは見てみてください。きっと、あなたの中の魔法少女アニメの概念を打ち崩してくれるはずですｗ
これを見て、やっぱオリジナルアニメっていいなぁ…と感じました。原作付きは安定した人気を得られるかもしれませんが、初見ならではの驚きや先の展開を想像する楽しさはありません。この作品のような、皆がwktkできる素晴らしきオリジナルアニメがこれからも世にたくさん出てくることを期待しています。