とある科学の超電磁砲S
2013年 全24話


評価 70点

作品解説

 とある科学の超電磁砲S 第1巻 (初回生産限定版)(特典ディスク付き) [Blu-ray]
ジェネオン・ユニバーサル (UPGDP) (2013-07-24)
売り上げランキング: 1,347


レールガン第二期。
一期は日常的なエピソードが多かった印象なんですが、今回はシリアスモードが長かったですね。自分的にはこちらの方が好きなので楽しめましたが、人によってはちょっと雰囲気違うかも…と思う人がいるかもしれません。

今回の見所は、何といってもシスターズにまつわる一連のエピソードでしょう。クローン妹の登場から、vs一方通行、vsアイテム、そして本編主人公でもある当麻を加えてのvs一方通行の流れはかなり盛り上がりました!
まあ、同じエピソードをとある魔術の方で既にやっちゃってるわけですけど、当麻の視点では分からなかったような部分を美琴視点で描かれることによって、より感情移入が出来るような仕上がりになっていました。(特に、シスターズが一方通行に殺されるシーンは、美琴と同じように叫んで駆け出したくなりましたw)

ただ、このシリーズの特徴である、エピソード毎の面白さの波が大きいという部分は、今回もしっかり生きています。せっかく前半が面白かったというのに、締めである後半のエピソードのフェブリ編がいまいちなんですよね…。
まあ、これ単体ではそんなに悪いわけではないんですけど、前半〜中盤までの盛り上がり…そしてピークに達した一方通行との最終決戦…これらと比べてしまうとどうしても見劣りしてしまうんです。

一方通行は締めのボスとして持ってきてもいいようなキャラなんですけど、フェブリ編の敵って中ボスにも満たないような小者で、こいつら倒したからって、正直ふ〜んって感じなんです。
結局、一方通行との戦い以降はテンションだだ下がりで、それが再上昇することなく終わってしまいました。ぶっちゃけ、エピソードの順序が逆だった方が評価上がってたと思いますね。

しかし、シスターズ編では全てを一人でなんとかしようとしていた美琴が、フェブリ編では仲間に頼るという選択を取ったことは評価に値すると思います。ちゃんとシスターズ編での教訓が生きており、物語の構成としてはやはりこれが正しいのでしょう。問題なのは、単純にフェブリ編自体がつまらなかったということか…(汗)

ということで、このシリーズ全てに共通する欠点がこれにもあてはまっています。特に、締めのエピソードにいまいちのものを持ってきているため、最終的な印象があまり良くないんですよね。
まあ、前半がかなり面白かったということはなんとか記憶に残っているので、そこを評価したいと思います。具体的には、前半(1〜16話)75点(話によっては80点レベルも有)、後半(17〜24話)60点、総合で70点ってところかな?



主な登場人物と名言(?)
1期・レビューにて紹介



[ランキングへ戻る]

[HOME]

ブログパーツ
inserted by FC2 system