ダンタリアンの書架
2011年 全12話


評価 50点

作品解説


ヒューイは祖父の死により、古ぼけた屋敷とそこに納められた蔵書のすべてを引き継ぐこととなった。屋敷を訪れた彼は、うず高く本の積まれた地下室で漆黒のドレスに身を包んだ一人の美しい少女と出会う。


う〜ん、ぶっちゃけ微妙でした(汗)
不思議な幻書にまつわる事件を解決していくというダークファンタジー調の物語なんですが、淡々と1話完結のエピソードが続いていって、大した盛り上がりも無く、物語の根幹部分もよく分からないまま終わりました。読姫を連れた敵(?)は唐突に出てきて、結局何がしたいのかもよく分からなかったし…。まあ、めちゃくちゃつまらなかったって訳では無いのですが、とにかく内容の印象が薄い!思い返そうとしても既にどういう話があったかをあんまり覚えてないんだよな…。
キャラに関しても、これまで何処かで見たような設定であり、あまり魅力を感じませんでした。ちっちゃいゴスロリツンデレ美少女とそれに振り回される主人公というのは、ちょうど前クールでやっていたGOSICKと同じ構図でまったく目新しさが無いし、ツンデレ少女にしてもCV沢城さんということで思いっきり真紅だし。
あと気になったのは詠唱がやたら長かった!戦闘中にどんだけ余裕あるんですか?詠唱中は敵も襲わないというお約束がこの作品にも適用されていますが、それにしても敵はよくぞあれだけ長い時間を何もせずに待っていてやったと褒めてやりたいくらいですw
思い返してもみてもあまり良いところが見つからないなぁ…やっぱ敢えてオススメするほどの作品でも無いですねぇ。



主な登場人物と名言(?)

・ヒュー・アンソニー・ディスワード 「我は問う、汝は人なりや」
 祖父の遺言で古ぼけた屋敷と「ダンタリアンの書架」を引き継いだ青年。飄々とした性格に見えますが、以前は軍に所属していてパイロットをやっていたとのこと。幻書が引き起こす様々な事件にダリアンと共に関わっていきます。

・ダリアン 「世界には、知るべきでないことがあるのです」
 黒の読姫と呼ばれる「ダンタリアンの書架」の管理者。基本は人見知りですが、他人に罵詈雑言を浴びせて困惑させたりもします。彼女の胸元には黒く輝く錠前があって、ヒューイの持つ鍵を使うことで「ダンタリアンの書架」の入り口を開くことが出来ます。

・ハル 「黙っていろ、このガラクタ」
 幻書を燃やすことを目的とする焚書官。何故そんなことをしているかは語られていないので不明ですw

・フランベルジュ 「否、我は天…堕ちた天なり」
 銀の読姫。パートナーであるハルからは壊れた読姫と呼ばれてガラクタ扱いされています。

・教授 「今世紀は科学の時代ですよ」
 白衣を身にまとう謎の男性。つか、こいつの背景とかまったく分からないので、本気でこれ以上書くことないです(汗)

・ラジエル 「ばっかみたい」
 赤の読姫。パートナーである教授と共に新たな幻書のもととなる幻稿を集めています。



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