ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)
2012年 全22話


評価 55点

作品解説

 ROBOTICS;NOTES 1(完全生産限定版) [Blu-ray]
アニプレックス (2013-01-23)
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廃部寸前の中央種子島高校ロボット部は、完成の目途がついていない巨大ロボット「ガンつく1」を制作していた。彼らは、半年後にお台場で開かれるロボット万博への出場を目指す。


STEINS;GATEに続く科学アドベンチャーシリーズということで期待していた作品なのですが…つまらん(汗)
正直、1クール目とか話の展開が遅くて見るのが苦痛でしたね。皆でロボットを作ろう!みたいな学園青春ものみたいなノリで始まり、その中で「君島レポート」なる不穏な文書の存在を知ったことで、徐々に大きな陰謀に巻き込まれていく…という流れで話が進んでいくのですが、その君島レポートの真相が明かされるまでの道のりが長く、そこまで魅力が乏しいんですよね。で、明かされてからも強引で唐突な展開が目に付いていまいち盛り上がれない…
まあ、要所では面白いところもあったんですけどねぇ。補助ロボット暴走シーンの気持ち悪さ…非日常へのターニングポイントとするには抜群の見せ方であり、これから一体どうなっていくんだろう?感を上手く演出できていたと思います。けれど、その後がどうも上手く繋がっていかなかったかな?期待感だけ膨らんで実は伴わなかったように思います。
キャラとしては、主人公・ヒロインにあまり感情移入ができなかったかな?主人公は無気力系ゲーヲタでいまいち何考えてるか分からないし、ヒロインは熱血系ロボヲタでたまにウザイ(何故かガンダムネタをちょいちょい挟んでくるしw) ただ、こなちゃんは可愛かった!ぶっちゃけ、個人的にこの作品で一番盛り上がったところは、こなちゃんルート?に入ってあきちゃん涙目の辺りだったしw
でまあ、その他に良かった点を挙げるなら、ポケコン(居ル夫。)という要素かな。これによって、仮想現実の世界がより一層広がりを見せていました。居ル夫を通してはじめて見ることの出来る少女…居ル夫の向こう側でだけ表現できる理想のガンヴァレル(現実はハリボテw)…等。この作品の世界観を構築する上で無くてはならない存在でしたね。
総評としては、シュタゲという大成功作の後でこいつが出てきたら、ファンは認めてくれないだろうな…という感じですね。何より、展開の遅さのせいで多くの人が前半のうちに切っちゃったんじゃないか?って思えます。後半加速タイプとはいえ、前半でもやはり見せ場を作らないとね。



主な登場人物と名言(?)

・八汐 海翔(やしお かいと) 「それでも正義は、必ず勝つらしいよ。俺達の部長がそう言ってた」
 無気力系ゲーヲタ。キルバラという対戦ゲームの世界ランク5位であり、絶対の自信を持っているようです。そのため、キルバラで彼を負かすことが出来れば、何でもお願いを聞いてくれるみたいです。あきちゃんも何度かチャレンジしてましたが、なかなか壁は厚いようですね。9年前に事故に会い、その後遺症から特殊な能力を得ることになりました。

・瀬乃宮 あき穂 「ロボットは夢と希望とロマンがあってこそでしょ!」
 ロボ部の部長。ガンヴァレル試作1号機で万博に出場するため、日々奮闘しています。優秀な姉に対してコンプレックスを抱いているところがあり、ロボ部での活動も姉を意識しているところが見受けられます。カイと同じく9年前に事故に会い、より重度の後遺症を持っています。

・日高 昴(ひだか すばる) 「しまった!マスクをしたせいでついスイッチが!」
 別名ミスタープレアデス。普段はクールな印象ですが、一度変身すると愉快なキャラクターに早変わり。「綺羅星!」とか言い出してもおかしくないように見えましたw まあ、この変装には理由があって、ロボに関係していることを周りに知られたくなかったようなのですが…逆に目立つだろ。

・神代 フラウ(こうじろ フラウ) 「でゅふふ
 キルバラを開発したプログラマー。重度の引きこもりで、性格も相当の根暗です。BLが大好きであり、ネットスラングなんかも多用してキモヲタの部類に入るんでしょうが…何故か可愛いw 俺も鎖骨とかペロペロされてえwww こなちゃんENDを望んでいたのは俺だけでは無いはず!

・大徳 淳和(だいとく じゅんな) 「ごめんね。ロボットは…」
 押しに弱く、恥かしがりやな女の子。ただ、イメージとは異なって空手をやっているようです。強くは無いようですは、技のキレが良いようで、ガンヴァレルのモーションアクトレスを担当します。ヒロインの中で、この子だけそれっぽいエピソードが無かったのであまり印象に残っていない…汗

・愛理(あいり) 「その目、誰の目?
 「居ル夫。」を通さないと見えない謎の少女。カイのことをお兄ちゃんと慕っています。どうも君島レポートに関係しているらしいですが…。



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