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・福沢 祐巳 「あたしの大切なもの…盗らないでよぉ！！」
今回は、この姉妹の最初の危機到来って感じです。けど、祐巳が抱える不安とかって、ぶっちゃけ姉妹というか、熱々カップルが抱くようなものですよ。お姉さまが他の子とちょっと仲良くしてたからヤキモキ…くらいはあるかもしれませんが、疑心暗鬼に陥り、相手を疑った上に、自分は塞ぎこんでしまう…というのは明らかに行き過ぎですね。まあ、この手の作品は行き過ぎるくらいがちょうどいいんですけど（笑）
・小笠原 祥子 「今の私はどう見えて？」
この姉妹はまだまだ不安定ですね〜。いつも祐巳が電話をかけようとするタイミングで、祥子さまが同じようにかけてきて、以心伝心か！？と思わせるようなこともあれば、お互いの考えがまったく読み取れず、姉妹崩壊の危機が訪れるようなこともあったり…。けど、そういうことを積み重ね、お互いの絆を深めていって真の姉妹へと近づいていくんでしょうね。
・水野 蓉子 「たまにはお婆ちゃんに付き合ってちょうだいな」
姉の姉ってお婆ちゃんになるんですか？ともかく、そのお婆ちゃんの最後の遺言として、祐巳に祥子の保護者の座を託していきます…って祥子さまは、妹にお世話されなきゃいけないような手のかかる子供？いや、まあ…実際その通りなんですけど…（笑）
・島津 由乃 「こうもあからさまに反対されると、かえって燃えるってものなんだから」
黄薔薇ファミリーは、普段は仲良しなんですが、一度喧嘩が始まると、かなり大事になります。まあ、そのほとんどは由乃の暴走…というか、頑固さが原因なんですけどね。気心が知れてる間柄なだけあって、ガンガンいっちゃいます。倦怠期の夫婦とはなかなか言い得てますな。
・支倉 令 「もう少し、振りまわされてみることにするよ」
普段はかっこいいこの人も、由乃絡みになると弱い部分を垣間見せることになります。令さま、暴走機関車の由乃を上手く操縦してやってください。
・鳥居 江利子 「私も初めて。だからゾクゾクしたわ…」
聖さま曰く、彼女は刺激を求めるタイプだそうです。そして、蓉子さま曰く、彼女は変り種に弱いそうです。総称すると、この二つの特徴を兼ね合わせた江利子さまは、ぶっちゃけかなりの問題児ということで…（笑）。今回は爆弾発言飛び出しちゃいます。
・藤堂 志摩子 「なんとなく私は、妹を持ってはいけないのではないかと思うのよ」
そんなこと言ってますが、意外と手が早いよ志摩子ちゃん。まあ、人の出会いなんて、いつ、どんな時に訪れるかは分かりませんからねぇ。聖さま然り、彼女達のような人間にこそ、このスールってシステムは必要なんでしょう。白薔薇ファミリーは、何処か病んでる人が多いですから。
・佐藤 聖 「高等部の三年間が、これまでの人生で一番濃厚だったと思うんだ」
あ〜他の人の卒業とかは別にどうでもいいんだけど、この人がいなくなるのだけは寂しいですね。彼女の役どころだけは、この先どんな新キャラが現れようとも、決して埋めることはできないでしょうし、残念でならん…と思っていたら、後半まるで狙っていたかのように、とてつもなくいいところで出てきましたね。やっぱ、この人がマリみて最強キャラだ！
・二丈 乃梨子 「志摩子さんには、私も必要だって自惚れているもん」
リリアンの新入生。若いのに仏像マニアです。けど、そんな自分がカトリックの学校に入学したことをちょっぴり悩んでいます。偶然知り合った志摩子ちゃんと意気投合し、昼休みには桜の木の下で逢引きしてました（笑）。その雰囲気といやあ、ラブラブカップルのそれですよ。つか、こいつはかなり強い子だ。妹というよりも、あんたになら志摩子ちゃんをまかせられるって感じです。
・松平 瞳子 「おっかしいんだもの…そのかた」
ドリルｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!! ってゆーか、最初の方のこいつってただの失礼で生意気なガキですね。というわけで、トラブルメイカーとして何かとお騒がせしてくれます。今んとこは、祥子さまを巡って祐巳のライバル…みたいな感じです。
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