バンブーブレード　～独断的アニメ感想・批評の部屋～

バンブーブレード
2007年　全26話

評価　75点

	作品解説
	作品解説
	バンブーブレードDVD 一本目 posted with amazlet at 11.12.25 JVCエンタテインメント (2008-01-23) 売り上げランキング: 56457 Amazon.co.jp で詳細を見る室江高校剣道部顧問であり、やる気のない貧乏教師・石田虎侍は、先輩の石橋から女子剣道部員の練習試合を持ちかけられたことをきっかけに、新入部員の勧誘に乗り出すのだった。あんこ入り☆パスタライス！ …てなことで、空耳が話題になったこのアニメですが、なかなか良かったと思います。女の子達が頑張る青春もの…というシチュエーションが大好物（笑）の私にとっては、結構満足いくものでした。まず、それぞれのキャラクターが非常に魅力的に描かれているし、メインとなる剣道描写も迫力あっていい味出てました。試合のシーンは、声優さんもかなり気合入ってましたしね～。これこそ、燃えと萌えの融合体と言っても過言ではないでしょう。ストーリーも良く出来ていて、ほとんど中だるみを感じることなく楽しんでいけたと思います。まあ、原作の方がまだ途中ということもあり、後半はオリジナルストーリーが展開されていくのですが、この流れに入ってから一部テンションダウンを感じるところもありました。しかし、鬱展開を乗り越えての盛り上がりはいい感じで、ラストも結構奇麗にまとまっていたと思います。さすがは倉田さん脚本ってことでしょうかね。未完なりに上手いことやってくれましたよ。ただ、あまりにもテンポが良すぎて、試合までポンポン進んでいったのがちょっとだけ気になったかな？この手のスポーツものは、個人的に「タメ」がある方が好きなんですよね。若干焦らされた方が、その間に自分の中でどんどんテンションが上がっていき、いざ試合という時により盛り上がっていけるんです。けど、この作品は試合部分の展開が非常に早く、あっという間に色々消化されていった印象です。試合内容そのものは悪くないんですけど、そこが少々残念に思えました。最後は、何だか2期の存在を感じさせる終わり方でしたが、果たしてどうなる…？

	主な登場人物と名言（？）
	主な登場人物と名言（？）
	・石田虎侍（いしだとらじ）　「集めるんだ、五人の戦士を！」　昔は剣道小僧だったものの、今はやる気のないちゃらんぽらん教師（非常勤）。寿司食い放題という不順な動機から、先輩の石橋が顧問を務める女子剣道部と試合を行うことになります。ただ、室江高には団体戦を行うための部員が足りないので、部長の紀梨乃と共に新人の勧誘に乗り出します。・川添珠姫（かわぞえたまき）　「悪から正義を守るためです」　レッド担当（戦隊的な意味合いで）。家が道場で幼い頃から剣を習っていたため、剣道の実力は相当なものです。しかし、学校の部活動というのには大して興味を持っておらず、入部するつもりは特に無い様子。重度のオタクであり、特撮では「ブレードブレイバー」という作品が大好きで、自分も正義の味方に強い憧れを抱いています。ちなみに、アニメでは谷口悟朗監督（プラネテス、コードギアス等の監督）を尊敬している模様ｗ・千葉紀梨乃（ちばきりの）　「あたしなんてナメクジね…」　イエロー担当（戦隊的な意味合いで）。剣道部の部長であり、非常に面倒見が良くとってもいい子ですね。嫁に欲しいくらいだｗ先生（虎侍）との間にフラグが立ちまくってたようにも見えたけど、実際どうなんだろ？多少なりとも恋愛感情とかあるんだろうか… ・宮崎都（みやざきみやこ）　「人を叩きのめすのって…楽しい～」　ピンク兼ブラック担当（戦隊的な意味合いで）。一見物凄い美少女…ですが、本性は不良でかなり黒い。彼氏のダン君と共に剣道部へ入部します。剣道は初心者ですが、昔慣らしただけあって木刀の扱いには定評ありｗあと、ドSの資質も見せ、相手を竹刀でガンガン叩きつけることに楽しみを覚えます。・桑原鞘子（くわはらさやこ）　「死ね…あたし死んじまえ！」　ブルー担当（戦隊的な意味合いで）。感情の起伏が激しく思い込みも強いため、何事も気合を入れすぎて暴走気味に突っ走ってしまい、その挙句に失敗しては失意のどん底に落ちる…みたいなことを繰り返しているみたいです。剣道部に所属していますが、現在は幽霊部員。・東聡莉（あずま　さとり）　「私、もっと出来る子」　グリーン担当（戦隊的な意味合いで）。剣道経験者でそれなりの実力の持ち主ですが、高校に入ってからは勉強を頑張るために部活は中止。どうもアホの子（笑）らしく、成績がエライことになってるみたいですね。しかし、アホの子（笑）なんでまんまと策略にはまることに…。ちなみに、メガネは伊達ですｗ・中田勇次　「俺は剣道が好きなんだ」　小学校の頃、珠姫の家の剣道場に通っていた彼女の幼馴染。すっかり影薄いキャラが定着してますが、剣道はそこそこ強いし、勉強も出来るという文武両道の好青年。それだけに、この立ち位置は可哀想だな…珠姫との恋愛フラグも立ちそうにないし（汗）・栄花段十朗（えいがだんじゅうろう）　「我が侭な女ほど可愛いもんさ～」　ある意味最強キャラ。見た目は只のどんぐり（笑）なんですが、そのポテンシャルは非常に高く、色々な才能に満ち溢れています。都の彼氏であり、彼女の全てを理解して包み込むような優しさを見せる時には、このどんぐりが異常にかっこ良く見えて、もう惚れそうになってしまいますｗ・石橋賢三郎　「俺も一試合やらせてもらえないか？」　虎侍の先輩。掛け持ちで二つの女子剣道部の顧問をやっています。自身も元剣道部であり、高校時代の大会で虎侍に敗れたことを今でも根に持ってます。とりあえず、あんた手が早いぜ…いつの間にヤりやがったあっ！

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