ヨスガノソラ
2010年 全13話


評価 45点

作品解説

 ヨスガノソラ Blu-ray 春日野穹【数量限定生産版】
キングレコード (2011-03-23)
売り上げランキング: 1539

双子の兄妹である悠と穹は、それまで住んでいた都会から離れた山里にある奥木染町へ移り、兄妹2人の生活を始めることになるのだった。


なんでしょう…この作品を独断ランキングに並べること自体、私が評価した他の数多くのアニメに対して失礼な気がします。だって、これって普通にエロアニメじゃねーかw 地上波では強引な修正を加えたものを流していましたが、これを一般作と同じ土俵に並べちゃいかんでしょ。
サービスとして、パンツやオッパイがポロリするアニメは多いですが、これは完全にヤることを目的に作られてるんです。全ヒロインに対してそのシーンがあり、もうラストでセックルしてなんぼのもんじゃと開き直ってますw まあ、それも仕方ないのかもしれません。だって、原作が18禁ゲームですから。
とは言え、これまでにも18禁ゲーム原作の一般アニメがたくさんありましたが、ここまでヤっちゃったものは他に知りません。ある意味、原作を忠実に再現しているのでファンにはいいことかもしれませんが、これはもう18禁アニメでやったほうがいいんじゃね?と言いたいですよ。とりあえず、一般アニメというジャンルの中でここまでヤっちゃったことは素直にスゴイと認めますけどw
ただ、その18禁ベースの展開がいまいち…。なんかもう主人公がヤリ目的のためだけに各ヒロインを攻略しているように見え、好意的に見れませんでした。こいつって、ちょっとルックスがいいことだけを武器にしてヤりまくってて、主人公としては全然カッコよくないんだよな。一番酷いのは、妹にセックルシーンを見られながらも、腰が止まらずに振り続けてるとこ。これは酷いwww
また、この作品ではセーブ・ロード方式が使われ、ヒロインを一人攻略したら、セーブポイント(分岐点?)に戻って別のヒロインの攻略が始まります。まあ、作る方としては効率が良い方法なのかもしれませんが、これも主人公が効率よくヤれるための手段という風にしか見れず、やっぱり好意的には映りませんでした。
ちなみに、こいつもエロを除くストーリーがしょっぼいです(こいつ“も”というのは、同時期にやっていた同じようなシステムのアニメと比較して)。基本、個別ルートに入ってからはたった2話で終了しますからねぇ。けど、DVD/BDの売り上げはそこそこっていう…。このエロ頼みの体制をなんとかしない限り、そのうち日本のアニメはエロと萌えしか無くなって、本質的に終わっちゃうゾ(汗)



主な登場人物と名言(?)

・春日野 悠(かすがの はるか) 「僕達は二人きりなんだから…」
 主人公。双子の妹である穹と一緒に奥木染町へ引っ越してきます。この町には昔遊びに来たこともあるようで、その時に知り合った幼馴染の女の子も何人かいるようです。美少年なので基本的にはモテまくり。攻略対象の女子を次々と落としていくのでしたw

・春日野 穹(かすがの そら) 「いきたくないの」
 悠の双子の妹。病気がちで人付き合いが悪く、悠以外の人とはあまり交流を持とうとはしていません。悠に対しては、兄以上の感情を抱いているようなところがあり、他の女の子と仲良くしているとあからさまに嫉妬したりします。義理でもないリアル兄妹の愛が行き着く先とは…?

・依媛 奈緒(よりひめ なお) 「誰かを好きになる気持ちって止められないもの」
 メガネ巨乳な近所のお姉さん。春日野兄妹とは以前に交流がありましたが、穹からはかなり嫌われているフシがあります。どうも、過去に悠と何かあったようで、そのことが原因のような…

・天女目 瑛(あまつめ あきら) 「あたしは十分幸せ」
 神社の娘の巫女さん。クラスではムードメイカー的な存在であり、いつも明るくニコニコしています。Cパートでは過剰にデフォルメされてて、人としての形状が段々失われていってましたw

・渚 一葉(みぎわ かずは) 「我慢しすぎると体に悪いって言ってるでしょ」
 才色兼備のお嬢様。瑛とは仲が良く、彼女の保護者のように振舞うこともしばしば。しかし、その裏には複雑な事情がある様子です。

・乃木坂 初佳(のぎさか もとか) 「ついに本気で恋する時が、キター!」

 一葉の家のメイドさん。本編ではちょい役ですが、Cパート(ギャグパート)では主役であり、彼女が悠を落とす様が描かれています。もちろん、エロもあるよw



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