トップをねらえ2! Blu-ray Box Complete Edition
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バンダイビジュアル (2012-06-22)
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宇宙パイロットを目指すノノは、バイト先で出会ったトップレスのラルクをお姉さまと慕い、彼女を追っていきます。しかし、そこで宇宙怪獣とバスターマシンの戦いに巻き込まれることになるのでした。
これはね〜途中までは前作との関連は薄いなあって思ってましたが、最後まで見てその考えは一転。視聴の際は、ぜひ前作を見てからをオススメします。
まあ、こちらの物語を視聴する上で、それが絶対に必要だというわけでは無いのですが、ラストでなかなかニクイ演出が用意されており、そこで感動出来るか出来ないかが、前作を見ているか否かで変化してくるという寸法なのです。
けどこれって、前作の感動をそのままこっちにも流用してるようなもんですから、この作品自体に感動したかと言われれば微妙なとこなんですよね…（汗）。ということで、評価の方は前作との併せ技ということでｗ
それで、この作品自体のストーリーですが、シリーズのキーワードである努力という部分が薄れていて、この流れで大丈夫なの？と少々心配もしていましたが、後半はこれぞトップをねらえ！というようなスケールのデカイ戦いが繰り広げられ、予想外に熱い展開でした。う〜ん、やっぱこうでなくっちゃね。欲を言えば、前作のように大量の宇宙怪獣をガンガン殲滅するシーンも見たかったかな。
一つ気になったのは、バスターマシンのデザイン。ええと…えらい変わりましたね。まあ、これはこれで味わいがあるんですが、個人的にはもっといかにもロボットっていう感じの厳ついのが良かったです。しかし、バスターマシン７号とバスター軍団には色んな意味で驚かされました。こいつらの初登場シーンは熱かったです。そして、アイキャッチで流れる『DIE BUSTER』の文字。これは何を意味するかというと…お楽しみということで。
とりあえず、迫力あるいい出来には仕上がってますが、感動という面においては前作に劣ってるという印象です。特に、ウラシマ効果によるせつない物語が好きだった人には、ちょっとガックリくる部分があるかもしれませんね。残念ながら、今回はそれ関係の話は一切ありませんでしたから。
偉大な作品の続編である限り、そちらと比較されてあーだこーだと言われるのは最早宿命なのかもしれません。そんな中で、この作品は頑張っていた方だと思いますよ。