魔法少女リリカルなのはA's
2005年 全13話


評価 70点

作品解説


ある夜、なのはの下に謎の少女が現れ、彼女は問答無用で攻撃を仕掛けてくるのだった。戦いは救援に駆けつけたフェイト達、さらに少女の仲間達をも巻き込んで拡大していく。


ハイパーバトルチック魔法少女アニメ第2弾。前作から半年後が舞台です。
今回はまた、前以上に激しいバトルが繰り広げられてます。そして、新たに加わったカードリッジシステムはバトルを引き立てる要素となり、砲撃系魔法を得意とするなのはなんて、ますますドッカンドッカンやらかしてましたよw
特に、最終決戦なんかはもうエライことになってます。ハッキリ言って、呆気に取られましたね…構成も何もあったもんじゃありません。ただ皆でラスボスを囲んで最強技を繰り出し、敵がかわいそうになるくらいフルボッコにしてるだけです。ほんととんでもない展開なのですが、ここまでやってくれると最早潔くて清々しいです。こんなパワーを見せ付けられたら、もう黙ってそれを堪能するだけですね。
それにしても、今回の敵であるヴォルケンリッターの4人はよかったですね〜。主であるはやてを想う彼らの気持ちには、心打たれるものがありました。本当に悪い奴はいないのに、それでも彼女達となのは達が戦わなければいけないのは、見ていて切ないものがあります。
とは言え、前作よりかは個人的にグッとくる箇所が少なくなってたかな?いい話なんですが、前回の友情的感動がツボに入った私としては、もう一押しほしいと思ってしまったんですよね。前と点数が変化しているのはそういうストーリー的な物足りなさからです。



主な登場人物と名言(?)

・高町なのは 「あたしが勝ったら、話を聞かせてもらうよ」
 魔法少女もので、この力尽くのノリはありえね〜w けど、これが「なのは」なんですよね。つ〜か、前の時も思ったんだけど、こいつの全力砲撃が直撃したら話し合いもくそもなく、問答無用で相手を殺しかねないぞ…(汗)

・フェイト・テスタロッサ 「…友達だ」
 フェイトよ、友達一杯出来てお父さんは嬉しいぞ〜(笑)。前作ではライバルであった彼女も、今回はなのはの良きパートナーとして共に戦ってくれます。砲撃タイプのなのはに対し、遠・近距離どちらもいける万能型として力を発揮します。

・八神はやて 「あたしは元々一人やったしな」
 車椅子の少女。闇の書を手にしたことで、その守護プログラムであるヴォルケンリッターの4人が彼女の前に現れるのですが、はやては4人と家族のように接します。しかし、彼女の体はその闇の書の影響で段々マヒしていくのでした。そのことに気付いたシグナム達は…

・ユーノ・スクライア 「別に進展とかそういうのは…」
 こいつは裏方にまわることが多かったですね。特に今回は人間形態でいることが多いので、マスコットキャラとしての役目も御免。まあ他の魔法少女ものとは違って、燃えがメインのこの作品にはあまり必要の無いポジションですしね。イマイチ存在感があったのか無かったのか…

・クロノ・ハラオウン 「今を戦って、未来を変えます」
 こいつも見せ場があったのか無かったのか微妙ですね。父親の死に関する話が出てきて、今回の事件はこいつがケリを付けるのか?って雰囲気だったのに、結局は最終決戦でその他大勢の一人として、攻撃に参加してた程度でした。まあ、メインとなる魔法少女が3人もいるから、その引き立て役くらいにしかなれんわな。

・シグナム 「我らヴォルケンリッター、騎士の誇りに懸けて…」
 守護騎士ヴォルケンリッターのリーダー「剣の騎士シグナム」。真面目で実直な性格で、まさに武人といった感じですね(つか、騎士らしいのはこいつだけ…?)。フェイトのライバルキャラとして、幾度となく彼女と戦いを繰り広げました。

・ヴィータ 「バーカ」
 ヴォルケンリッター「鉄槌の騎士ヴィータ」。口の悪いチビッコです。こいつは、ゴルディオンハンマー(笑)を振り回す超危険人物ですね。なのはとは度々衝突してましたが、口が上手くまわらずになかなか「なのは」と言えないご様子。

・シャマル 「撃って、破壊の雷!」
 ヴォルケンリッター「湖の騎士シャマル」。優しそうなお姉さんです。戦いよりも回復とかバックアップに向いてるみたいで、他の連中が戦ってる時も一歩引いたところにいたり、はやてと一緒にいたりしてました。

・ザフィーラ 「主のためであれば、血に染まることもいとわず」
 ヴォルケンリッター「盾の守護獣ザフィーラ」。普段は犬形態で、アルフと近いものを感じます。そういう理由からか、戦う相手も同種のアルフが多かったですね。武器は持たず、己の拳一つで戦います。

・仮面の戦士 「時を待て、それが正しいとすぐに分かる」
 かなりの強さを持った謎の男。ヴォルケンリッターを手助けし、闇の書の完成を促すような行動を取っていますが…



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