神様のメモ帳
2011年 全12話


評価 50点

作品解説

 神様のメモ帳 T 【初回生産限定版】 [Blu-ray]
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子供のころから転校ばかりしてきた藤島鳴海は、入学した高校で出会ったクラスメイトの彩夏に連れられ、NEET探偵事務所のアリスと出会う。


2011年夏アニメNo.1期待外れ作品。
キャラクラー原案が岸田メル氏ということで、ちょうど同時期にやっていた「花咲くいろは」と絵柄が被っていた(しかも、こちらの方が後出し)のが少し気になりましたが、まあ全体的な作画のクオリティについては悪くなかったと思います。問題なのはシナリオ…原作が「このライトノベルがすごい」にもランクインされているので内容的に期待していたのですが、めっちゃ薄っぺらい!
一体何なんでしょう、このニート肯定ヤクザマンセーの作風は?ニートが活躍するだけならまだしも、それを肯定するかのような部分には苦笑い。また、一介の男子高校生が、いきなりヤクザと盃交わして義兄弟の契りを結んだりして意味分からないです。作者はこういう反社会的なものがカッコイイと思っているんですかね?正直、厨二的な発想に見えなくも…(汗)
あと、この作品は展開が早めのせいもあってか、内容がまったく頭に入ってこないんですよね。で、どのエピソードも大して面白く感じないので、真剣に理解しようとも思わない。やってることが全て上っ面だけの薄っぺらいものに感じてしまいます(ただ、やってることは意外と重めの話が多いんだよな…)
良かった点を上げるなら、ヒロインのアリスがそれなりに可愛かったかな?ただまあ、安楽椅子探偵としての活躍は微妙だったかも。事件の謎を解いたからといって、特にカタルシスを得られるような凄さは感じられませんでしたから。アリスのドクペ推しについては、シュタゲに先んじられているのであちらの方が本家、こちらが真似しーに感じられますね(汗)



主な登場人物と名言(?)

・藤島 鳴海 「今ここで動かないと僕は…」
 何処にでもいそうな平凡な高校生ですが、ヤの人とすぐ仲良くなるという稀有な特技を持っていますw 平坂組の組員からも慕われていて、四代目がいない時は組の指揮を取るくらいの影響力を持っています。将来は組の幹部ということで安泰ですねw

・紫苑寺 有子(アリス) 「只の探偵じゃない。ニート探偵だ」
 NEET探偵事務所から一歩も外に出ない引きこもりの女の子。コンピュータネットワークを駆使して情報収集を行い、部屋にいるまま事件を解決する安楽椅子探偵です。名乗りを上げるとき、やたらと「ニート」を強調していましたが、そこんところに何かポリシーがあるんですかね?只の探偵でいいじゃないですか(汗)

・雛村 壮一郎(四代目) 「どっかで線引きしなきゃ、やってられねえからな」
 街中の不良少年を集めたチーム「平坂組」の組長。鳴海達が関わる事件は結構危ない面も多いので、組の力を貸してくれることも多々あります。強面ですが、手芸が得意という一面も…w

・黄 明麗(ミン) 「こいつらと関わるとニートが移るからやめときな」
 ラーメンはなまるの女店主。裏手はニートたちのたまり場、上の階にはニート探偵事務所ということで、ニート探偵団の母親役のような存在になっています。

・一宮 哲雄(テツ) 「俺のタマってどうですかね?」
 ニート探偵団の一員。金にだらしないですが、面倒見が良く頼りになる兄貴分的な存在。昔ボクシングをしていたようで腕っ節は強く、荒事が起きた際には活躍します。

・向井 均(少佐) 「これだから素人は…」
 ニート探偵団の一員。サバゲーが趣味で工学系の卓越した知識と技術を持っており、諜報活動能力に優れています。一応大学に所属しているみたいなので、厳密にはニートではないのかな?

・桑原 宏明(ヒロ) 「存在感無いね、キミって」
 ニート探偵団の一員。落とした女性は数百人以上、女性からあらゆる情報を引き出すプロです。ニートみたいですが、女性の家を転々としながらヒモとして生活しているようですね。



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