よんでますよ、アザゼルさん。
2011年 全13話


評価 65点

作品解説

 『よんでますよ、アザゼルさん。』Blu-rayVOL.1
キングレコード (2011-06-22)
売り上げランキング: 1195

芥辺探偵事務所で働く女子大生・佐隈りん子。彼女は雇い主である芥辺に素質を見出され、助手として悪魔探偵の仕事を手伝うのだった。


良い意味で酷いアニメw
お下劣お下品なギャグアニメって昔はよくありましたが、最近そういうのは主流じゃないのか、ギャグでもシュール系が多くなってきています。そんな中、この作品は原点回帰というか、原点悪化というか…平気でう○ことかバンバン推してくるし、最初はクソ下品な低レベルアニメかと思っていたのですが、見てみるとこれがなかなか楽しいんですよね。
1話15分という短い時間の中、すごくテンポ良く進んでいくので見易いですし、ギャグアニメに大事なキャラクターも立っている。毎回のように登場するゲストの悪魔達はそれぞれ個性がしっかり出ていますし、サブ(モブ)キャラは脇役とは思えないような存在感(作画的な意味でw)を放っています。
まあ、ネタが完全に下品なものオンリーなので、好き嫌いはあると思います。けど、この作品を見ていると、段々下品なネタも許せてしまう(慣れてくる?)んですよね。まあ、作風の影響で下品ネタもそんなに不快に感じないというのが大きいと思います。
とりあえず、女性よりも男性…大人よりも子供に好まれそうなギャグアニメという印象です。特にベーヤン(ベルゼブブ)が絡むネタなんかは喜びそうですね。何はともあれ、子供はう○こ好きだからなぁ〜www
最後にスタッフさんへ一言…くぎゅをあんな役(アザゼルさんのセフレ)で使わないでくださいw



主な登場人物と名言(?)

・アザゼル 「さてさて、今日の生贄は何かいなぁ?」
 セクハラが特技の下級悪魔w 魔界での姿はそれなりにかっこいい感じですが、人間界に召喚されると出来損ないの犬みたいになっており、その容姿なりの役割(要は毎回酷い目に会うってことw)を与えられています。CVは小野坂さんですが、こういう大阪弁の悪ガキみたいなキャラはあの人の声が合ってますね。

・佐隈 りん子 「どうしてアザゼルさんってそんなに気持ち悪いんですか?」
 芥辺探偵事務所の事務バイト。ただし、芥辺から才能を見出されて悪魔探偵助手としても働かされます。とりあえず、この作品でまともな容姿をした女性って彼女くらいじゃないのか?あとは人間でも見た目バケモンばかりだよw

・芥辺 「残飯にキャビアかけても残飯だろうが」
 芥辺探偵事務所の悪魔探偵。悪魔も恐れる能力と迫力と傲慢さを持つ男で、契約した悪魔を問答無用でこき使っています。傍若無人に見えますが、期待をかけている佐隈さんには少し甘いようです。

・ベルゼブブ 「少々糞尿を嗜んでいるだけで変態扱いですからねえ」
 魔界の貴族でエリート。言葉遣いや立ち振る舞い等、アザゼルさんに比べると品がある感じなんですが、こいつの場合一つ大きな問題があるんですよね。ベルゼブブ=蝿の王ということで、糞尿の飲食を好むというスカトロ趣味を持っています…(汗

・サラマンダー 「愚民に自己紹介なぞ無用」
 今の日本を憂い、男尊女卑の世を実現すべく革命を訴える武士。徹底的に「雌」を嫌い佐隈さんにもツバをかけまくっていましたが、その反面では強いM気質も持っており、暴行を受けることに悦びを感じていますw

・アンダイン 「好きって言って」

 嫉妬をつかさどる粘着嫁き遅れ悪魔。思い込みが激しい上に惚れっぽい性格で、相手にするのはなかなか面倒くさいタイプです。契約者である芥辺に対しても自分に愛の言葉を囁くよう要求し、これには彼もうんざりさせられています。CVの小林ゆうさんもいい演技してますねw



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