LAST EXILE(ラストエグザイル)
2003年 全26話


評価 80点

作品解説

 ラストエグザイルBlu−ray−BOX [Blu-ray]
JVCエンタテインメント (2011-09-21)
売り上げランキング: 136

クラウスとラヴィは小型の飛行艇「ヴァンシップ」を使った空の運び屋を営んでいた。ある時、彼らはヴァンシップでのレースの途中、ギルドに追われている瀕死のパイロットと出会い、謎の少女を託されるのだった。


いや〜クオリティの高い作品でした。映像、音楽、戦闘、キャラクター、どれを取っても一級品で、そんなに悪いところは見当たりません。特にCGとかヤバイですよ。これをTVで毎週放送していたのかと考えると恐ろしい…。世界観等の作品が醸し出す雰囲気にも引き付けられたし、相当高いレベルの作品だと感じました。
まあ、幾つか説明不足な点があるので取っ付き難さというのはあります。また、ラストも何が起きたのかが分かり難く、謎が残ったようなところが少々気になりましたが、作品としての出来そのものは悪くないと思うので、それほど目くじら立てて問題視するほどでもないでしょう。素直にいい作品だったと言えると思います。
とりあえず、色々な見所があると思いますが、私が特にプッシュしたいのがキャラクターの魅力…この作品は何と言ってもここに尽きるでしょうね。ヘタな美少女ものなんかより、全然魅力的(萌えるとも言うw)な女性キャラが多数登場してます。詳細はこの下の紹介に記述するとして、この重厚なラインナップで満足出来ない人はいないのではないでしょうか?
さらに言うなら、強力なのは女性キャラだけではありません。男性キャラもいいのを取り揃えていますよ。故に、女性の方々でも十分楽しむことがでしょう。ほんと、GONZOは気配り上手なんだからw
そんな魅力的なキャラの中でも、ディーオ君(♂)は個人的にヤバかったです。何この無邪気なかわいらしさ…男でもキュンとキてしまいます!マズイよこれ…何か開眼しそうになっちまうよ…(笑)



主な登場人物と名言(?)

・クラウス・ヴァルカ 「誰が何と言おうと、僕のナビはラヴィだよ」
 この物語の主人公。意識してのことではないのですが、天然で女子を喜ばせるようなことを言ったり、さりげない優しさ見せたりするもんだから、必然的にモテモテです。ウラヤマシイ…。得意技はインメルマンターン。ディーオ君がインメルマン、インメルマン言うもんだから、そっちの名前の方が頭にこびりついちゃいましたね。こいつの本名はよく忘れるんだけど、インメルマンはすぐにパッと出てくる(笑)。

・ラヴィ・ヘッド 「このお兄ちゃん、こんな弱っちい顔してるけど、空飛ばしたら誰にも負けないんだよ
 萌えキャラその1、属性は幼馴染。さすがメインヒロインだけあって、彼女の行動やしぐさは一つ一つを取っても破壊力抜群ですね。クラウスの良きパートナーとしてナビを務めていますが、彼が戦場に出るようになってからは、ナビを降りることを決意して、彼のメカニックを務めるようになります。どうしてもヴァンシップで戦うということに納得がいかなかったようですね。

・アルヴィス・ハミルトン 「エグザイル…
 萌えキャラその2、属性はロリータ。クラウス達が保護した謎の少女で、ギルドに狙われています。どうやら、「エグザイル」という力の発動にかかわりがあるようなのですが…

・アレックス・ロウ 「この空でお前は何をしたい?
 シルヴァーナの艦長。シブイ兄やんです。かつて、クラウスとラヴィの父親と共にグランドストリームに挑みましたが失敗。さらに、そこで大切な人を失ってしまいます。そのことが、いつまでも彼の中で消えていないようでしたね。

・ソフィア・フォレスター 「私はあなたの副官です。忘れないでください…」
 萌えキャラその3、属性は眼鏡お姉さま。しかし、彼女の眼鏡は借りの姿。それを外した時、彼女に隠されたもう一つの属性が現れるのですが、それは内緒。シルヴァーナの副長でもあり、艦長のアレックスに特別な感情を抱いています。

・タチアナ・ヴィスラ 「私を誰だと思っているの?
 萌えキャラその4、属性はツンデレ。シルヴァーナのヴァンシップ隊隊長であだ名は「姫さま」。気難しい子でいっつも何か怒ってますね〜。そのうえ負けず嫌いで、すぐ熱くなっちゃいます。シルヴァーナとはぐれて、クラウス君と二人きりの放浪イベントが発生したことにより仲が急接近。クラウスを意識してる姿はもう、姫さまかぁいい〜って感じです。

・アリスティア・アグリュー 「気遣ってくれて…ありがとう」
 萌えキャラその5、属性はしっかり者お姉さん。タチアナのパートナーなので、彼女も色々と気苦労が耐えません。この二人のもどかしい関係は見ていて何か面白かったですね。

・ディーオ・エラクレア 「了解♪」
 数多くの女性キャラを抑えて、この作品のNo.1萌えキャラとして輝いたのが、このディーオ君です(笑)。ギルドの長であるデルフィーネの弟ですが、インメルマン(クラウス)をストーカーし、いつの間にかシルヴァーナまでついて来ちゃいました。にしても、彼の「了解」ってセリフはヤベェ…スカウター壊れるくらいのおそろしい(萌え)戦闘力をはじき出します。ちなみに、もしラストで凹んだ人がいたら、最終巻のパッケージをよぉく見てみましょう。救われるかもしれませんよw

・ルシオラ 「私は、ディーオ様の友達です
 デルフィーネがディーオ君に与えた「おもちゃ」。しかし、ディーオ君は友達として彼と接しています。ルシオラの方は、あくまでディーオ君は自分の主人だという態度でしたが…

・デルフィーネ・エラクレア 「虫けら共が楽しそうだこと
 萌えキャラその6(?)、とりあえず属性は冷酷女王様。まあ、私的にさすがにこいつには萌えられないかな?この人の言動はなんかムカムカしてくるし、こいつがディーオ君にした行為は許せません。でも真性Mの人なら、このデルフィーネ様に本気でゾクゾクくるものがあるかもしれませんねw

・モラン・シェトランド 「デュシスの弾は…モラン・シェトランドの体を避けて通る。デュシスの弾は…モラン・シェトランドの体を避けて通る。デュシスの弾は…モラン・シェトランドの体を避けて通る…
 悪運強し!ある意味、こんなスゲー奴見たことねえぞ!それとも、この呟きに何か効果があったんでしょうか?どっかの艦の銃兵でしたが、そこをクビになり、シルヴァーナの整備士になります。彼の特技はフライング。惚れっぽい性格で、色んな子を好きになりますが、いつも先走っちゃうんです。



[ランキングへ戻る]

[HOME]

ブログパーツ
inserted by FC2 system