これはゾンビですか?
2011年 全12話


評価 60点

作品解説

 これはゾンビですか?第1巻 [Blu-ray]
角川映画 (2011-03-25)
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相川歩は殺人事件に巻き込まれて命を落とすのだが、ネクロマンサーのユウの力によってゾンビとして復活するのだった。


これはどう評価したらいいんですか?
設定面はもうごちゃごちゃの何でもアリ。ゾンビ、ネクロマンサー、魔法少女、吸血忍者…登場する人物の設定だけ見ても取り留めないです。また、何の説明もないまま唐突な展開に突入することもあり、???と思うこともしばしば…。
まあ、ギャグが多い作品なので見易さはあると思います。それに、このごっちゃ煮感こそ魅力にも繋がっていると思うので、そこを楽しむという姿勢が正しいのでしょう。
ただ、少し幼稚な部分も目に付いたので、そこんところを受け入れられるかどうか…。主人公(男)がフリフリ衣装の魔装少女に変身とか完全に一発ギャグだろ。最初は面白くても、何回も繰り返してやるようなネタではないかと…こんなので毎回喜ぶのって小学生くらいじゃあ…(汗)。あと、筋力の500%UPとか600%UPとか、セラのうっとうしい程のツバメ返し推しとか、戦いの中での演出が寒い。この辺は見ていて辛かったです。
キャラについては、ユウは結構好きです。普段は無口キャラなのですが、歩の妄想の中では色々言葉を発します。その時、毎回異なった声優さんが声を当ててくれてるんですよね。つか、超ベテラン声優さんが毎回出てくるから、今回は誰なんだろ?って結構楽しみにしていました。セラは先述した理由からウザイ。ハルナはまあまあ良いツンデレでは?
シナリオ的には途中シリアス展開もあったりするのですが、全体を通したらやはりギャグの方が際立っているのは間違いないです。ただ、ギャグとシリアスが無秩序に入り乱れているので、どっち付かずの印象を持つかもしれません。ラスボスと決着を付ける熱い展開の時でさえ、主人公が魔装少女に変身するのはどう捉えたらいいんでしょうね(汗)



主な登場人物と名言(?)

・相川 歩 「あっ…俺、ゾンビっす」
 ユーの力によってゾンビとして蘇生した主人公。再生能力と通常の人間の何倍もの筋力を持っていますが、日光には弱く日中は体がダルいようです。また、ハルナから得た魔力により魔装少女へと変身することができ、メガロといった怪物相手にも戦いを挑んでいきます。

・ハルナ 「めっちゃ死ねーーーー!」
 異世界からやってきたツンデレ魔装少女。ただし、今はその魔力の大部分を歩に奪われてしまっています。天才タイプなんですが、それ故に他人に対して興味を抱けないという面も…。ちなみに、この手のキャラにしては珍しく料理は達人レベルです。

・ユークリウッド・ヘルサイズ 「これってワガママ?」 
 重装備の美少女。その正体は冥界の王さえ平伏すというネクロマンサー。人間的な感情に乏しいように見えますが、それは彼女が強力な魔力の持ち主であるため、その感情の変化が周囲の人間の運命も大きく変えてしまうという理由があってのことです。

・セラフィム 「秘剣・つばめ返し!」
 毒舌吸血忍者…え〜と、吸血忍者って何?w ヒロインの中では最もスタイルが良く、巨乳キャラというのが印象強いです。また、歩と共に敵と戦うことも多く、その際は必殺の秘剣つばめ返しを多用していました。てか、過度なつばめ返し推しがウザイ…

・吉田 友紀 「お前、何処中だよ」
 セラとは敵対する組織の吸血忍者。“ユキ”という名前ですが、皆からは“トモノリ”と呼ばれています。偶然キスしてしまった歩に対し、彼の嫁として振舞うように…(吸血忍者の女性にとって異性とのキスは婚儀の証であるため)。ボーイッシュですが、可愛らしい面もたくさん持っています。



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