VS騎士ラムネ＆40FRESH
1997年　全6話

評価　50点

	作品解説
	VS騎士ラムネ&40FRESH(1)~ゴー・オン・ア・トリップ! キングレコード 発売日：1997-05-21 amazon.co.jpで詳細をみる (Amazy) 三代目勇者ラムネスが世界を救ってから3年…かつて彼と共に戦った巫女のパフェとカカオは、大神官の命により四代目勇者ラムネスを探すことになります。しかし、彼女達が目にしたのは、およそ正義には思えない行動を取る四代目ラムネスの姿だったのです。 VS騎士ラムネ＆40炎の新シリーズ…というか続き。炎のヒロインが主人公で、内容的にも前作との関連性が見られるので、先に炎を見るのをおすすめします。 つか、なんなんですか？この18禁クオリティは！？多分、この作品を見ようと思った人は、そんなもん特に望んでいなかったと思います。これを手に取った人が見たかったのは『ラムネ』なんです。そのファンの期待を大きく裏切った作品でしたね。 とりあえず、OVAだからって好き勝手やりたい放題…何処を見ても女性キャラの裸（乳首解禁）だらけです。サービスシーンが多いとかいう問題じゃなく、全編ずっとそんな感じだったのはさすがに呆れました。そういうのを見せるにしても、もうちょっとやり方ってものがあると思います。シチュエーションも何もあったもんじゃなく、無駄に裸体の大安売り…過ぎたるはなんとやらと言いますが、これはまさにその例にピッタリです。 ほんと、この裸さえ見せとけばそれでいいだろ…みたいな雰囲気が気に食わなかったですね。こんな演出やってたら、例えどんなにいい内容の作品であってもまともに評価されるはずありません。スタッフさん、もうちょっと正々堂々と勝負せいやって！ ほんと、あかほりさんは…ってええ！？スタッフロールに彼の名前が無いよ。いかにもあの人が好んでやりそうな演出だったんで、てっきり炎に続いてあかほり脚本だと思ってました。彼以外にこんなもん書く人がいたとは驚きだ… なんか、エロに対する不満ばかりを書き綴りましたが、物語はそこまで酷いというわけでもなく、それなりに見所もありました。勘違い野郎の奮闘と、愛ゆえに暴走する女っていう設定は、まあまあ面白かったです。そこに二足歩行型ロボットや、タイムパラドックス的な要素も加えて、ＳＦ風味に仕立て上げてました。 ズバリ、注目はアイキャッチのセリフ！何故か、毎回なんとなく気になりましたね。 次回予告（？）にあったVS騎士ラムネ＆40FRESH　Lemon…結局日の目を見ることはないだろな。この作品が好評だったら、ありえた話かもしんないけど…

	主な登場人物と名言（？）
	・パフェ　「もー、絶対信じらんなぁーーーーーい！」 　元気で明るい（ノーテンキ？）女の子。なんかもう、ひんぬ〜が彼女のアイデンティティになりつつありますが、作中で晒されてたバストは、そんなに悲観するほどではないようにも見えました（まあ、カカオと比べれば明らかにボリューム不足でしたが…）。三代目勇者ラムネスに対しては、自分では吹っ切れたつもりでいたようですが、まだ想いを何所かに引きずってるみたいですね。 ・カカオ　「ラムネス様と私達が、出会い、生まれたこの世界を…奪わせはしませんわ！」 　前作の地味〜なイメージは払拭され、パフェに負けず劣らずの美少女っぷりを発揮。さらに、追い打ちとばかりに彼女の巨乳が無駄に強調されてましたね。四代目ラムネスに捕まった彼女は、彼によって様々な責め苦を味わされます。ぶっちゃけ、この作品の見所はそこか？あと、イタコダウジングver2…これはエロすぎます。せめてR指定くらいはしたほうがいいんじゃないっすかねえ〜？明らかにイっちゃってマス。 ・PQ　「PQでちゅ」 　なめらかな美しいおにぎり型（本人談）のアドバイザーロボ。しかし、今回の世界のことは何も知らず、ただの役立たずです。お尻が青いのを気にしてます。 ・レモン　「あたしじゃ、ラムネスの代わりになれないの？」 　四代目ラムネスに捕らえられていた少女。第1話から登場しているのですが、大した見せ場もなくこいつは何のためにいるんだ？と思っていたら、最終話で彼女のある秘密が明かされました。パフェに憧れており、彼女が初恋の人らしいですｗ ・ラムファード　「俺こそが四代目勇者ラムネスなのだから！」 　四代目勇者ラムネスこと、変態大魔王（笑）。今回の勇者は悪の親玉であり、女を辱めることに生きがい感じちゃってる外道です。あ〜こいつ見てると虫唾が走るわ。 ・エレクトーン　「貴様らさえいなければ…」 　前作で馴染みの深いある人物のレプリカ。四代目ラムネスに対して、盲目なまでの忠誠と愛情を注いでいるのですが、ぶっちゃけ彼の性欲の捌け口って感じに扱われちゃってますね。なんともかわいそうな人だ…けど、暴走はあかんよ、君。まあ、全てを否定された彼女が、唯一行えることがそれだったんでしょうが… ・ドン・ウォッカー　「奪え！いかなる犠牲を払ってでも」 　ラムファードを裏から操っていた人物。けど、あっさり彼に裏切られてやられちゃいます。まあ、この人の役割はパフェ達に真実を語るってところだけですね。この辺の解説が、前作を知らないと分かりにくいかも。