となグラ!
2006年 全13話


評価 40点

作品解説

となグラ! 1[期間限定版]
キングレコード
発売日:2006-09-21

有坂香月は幼い頃、隣に住んでいた神楽勇治に恋をしていたが、突然神楽家は引っ越してしまう。それから10年後、勇治は再び香月の隣の家に引っ越してきた。再会を楽しみにしていた香月だったが、再会した勇治はとてつもないHな男に変貌していた。


パンチラ定番のお色気アニメ。ぶっちゃけ、中身なんてまったく無いです(笑)。
アニメに小難しい設定や、複雑なシナリオなんていらねー!エロと馬鹿がありゃ十分なんだって人が楽しむための作品であり、内容を追及する人には向いてません。ほんと、この作品については全編を通してくだらない馬鹿騒ぎをやってるだけですからね。
今流行のキャラ萌え作品なんでしょうが、あまりその部分でも個人的には満足出来ませんでした。魅力的なキャラがいないわけではないのですが、いかんせんメインヒロインである香月が好きになれない…故に、私の中では評価が一気にガタ落ちですね。
これこそ、萌え系アニメで萌えられなかったら、ほんと酷いことになるっていう典型的な例ですよ(萌えについての私の持論は、こちらで詳しく語っています)。ということで、私にはこの作品自体が典型的な低俗アニメに見えてしまいました。
それに、今までにも似たような感じの作品を随分見てきましたから、今更これを見なきゃいけない理由なんてねーよ!って感じです。この作品には、過去の類似作品から一線を画すような「ウリ」がなく、視聴者を惹き付けるための武器がまるで無いように思われます。この程度の設定なら、そこらのエロゲにもありふれていますよ。わざわざアニメ化する理由が分かりません。原作の方はもう少し見所のあるものだったのか?
というわけで、自分の趣味にまったく合わない作品だったんで、途中で何度見るのを止めようと思ったことか…(爆)



主な登場人物と名言(?)

・有坂 香月 「私はねえ、Hな男の子ってだいっきらいなの!」
 昔大好きだった勇治が、Hな男へと変貌していたことに戸惑いを隠せません。属性的には一応ツンデレっぽいのですが、あまり萌える感じは出ていなくて全然魅力が感じられません。つーか、正直言ってウザイ…キャラ萌え作品のヒロインがこれじゃあ致命的だろ。

・神楽 勇治 「さすが、俺の幼馴染だ」
 久しぶりにここまで欲望に忠実な野郎を見ましたね。昔のあかほり作品とかでよく見かけたようなエロエロ魔人です。こいつのエロパワーが高まると、何故かオヤジ化します。しかも格好から…w

・有坂 初音 「お姉ちゃんは、何でも知ってるの♪」
 超巨乳のお姉さま。つか、あなたはアリシアさんですか!?大原さんボイスで「あらあら…」は、狙っているとしか思えない演出ですね。香月と勇治の仲を進展させるために、色々と画策します。毎回料理の度にコスプレしているのは、彼女の趣味なのか…?

・神楽 まりえ 「排除します」
 勇治の妹。節操の無い兄を教育するため、人形に仕込んだモデルガンで兄を撃ちまくり。というか、兄の教育にかこつけて、銃をぶっ放したいだけのように見えなくもない…(汗)。ちなみに、人懐っこく、ベタベタしてくる相手が嫌いです。

・鈴原 ちはや 「他の子は誤魔化せても、ウチは誤魔化されへんでぇ」
 香月の親友。なかなか鋭い子で、他人の観察眼はなかなかのものです。あけすけな性格で、勇治のエロいのとかもあまり気にせず、結構気が合ってました。香月がやきもきしてましたね。

・磯川 ニーナ 「ノープロブレムだよ」
 ハーフの少女。自称まりえの親友です。何故かまりえがお気に入りになり、日々ストーキングに精を出していました。つーか、この歳でこのチチは犯罪でしょう(笑)。まあ、狙い過ぎなキャラって気もしますが、この作品の中では魅力ある方だと思うので、とりあえず良しとします。けど、あまり目立っていなかったのが残念!

・結城 小五郎 「だって…皆こんなにかわいいんだから。見たくて当然でしょ」
 ちはやの親戚の教師。香月とも昔からの知り合いで、よく遊んでいたりもしてたようです。それで勇治は、香月の好きな人がこいつじゃないかと疑い、焼き餅からかあまりいい印象を抱いていませんでした。ちなみに、勇治とは正反対の爽やかなエロ?らしいです。



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