とある魔術の禁書目録U
2010年 全24話


評価 60点

作品解説

 とある魔術の禁書目録II 第1巻 〈初回限定版〉 [Blu-ray]
ジェネオン・ユニバーサル (2011-01-26)
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前作からの続き。作中では相変わらず、ごちゃごちゃした設定をセリフで長々と語ってくれるので、話に付いていくのがしんどいです。情報量(専門用語)も増えて、原作未読の人にはさらに敷居が高くなったかもしれませんね。つか、これでもまだ情報が足りてない部分があるのでしょう…私自身もよく分からなかった部分が多いです。
あと、前作で違和感を覚えた部分が今回も顕著に感じられますね。例えば、主人公がワンパンで敵を倒していくとこ。前作よりさらに強力な魔術師が続々出てくる中、相変わらず主人公は右ストレートのみで敵を蹴散らしていきます。いくら相手が魔術師とはいえ、何の訓練も積んでない学生に簡単にボコられるのはおかしいだろ。それと、主人公が己の正義を説いた後、女性キャラ(敵)の顔面に問答無用でパンチを叩き込むのはギャグでしょうか?敵とはいえ、女性の顔は止めてあげてくださいw
また、各キャラのセリフの変な語尾…「じゃん」とか「にゃ〜」とか「ですの」とか。真面目なこと話してても、チャラけているように聞こえるんですよね。まあ、小説だとそれぞれの口調がはっきりしている方が見易いのかもしれませんが、アニメでこういうの何度も聞いてたらウザイです。語尾を変えるとか、最も安易なキャラ付けだよな〜。
も一つ、キャラが多すぎて、せっかくいいキャラ出てきてもそのエピソードだけの使い捨てみたいになってるのが非常に残念です。多数のキャラが出てくるのがこの作品の魅力かもしれませんが、一人一人のキャラも大切に扱ってほしいです。(姫神とか扱い酷い。久しぶりに出てきたと思ったら…)
ストーリーについては、原作に沿って色々なエピソードがありましたが、1クール目は普通に面白く無かったです。私自身が上条当麻という主人公と相性悪いのかな?けど、後半…一方さんが出てきてからは面白味が出てきたように感じました。そして、これから一方さんが色々やらかしてくれそう!というところで物語は終了しています。
まあ、人気シリーズだから続編はあると思うので、もうアニメで続きが見れないという心配はそれほどしていませんが、消化不良感は否めないですね。相変わらず、これ単体ではどう評価していいのか悩みますw



主な登場人物と名言(?)

上条 当麻 「そんな幻想はまとめてぶち壊す」
 女の顔にグーパンかます正義の味方…さすが上条さん、俺達に出来ないことを平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!ただスタッフさん、イマジンブレイカーを発動させた時の効果音はなんとかしてください。何か軽いというか、マヌケっぽいというか…いまいち緊張感が無いんだよなw

一方通行(アクセラレータ) 「あのガキの前じゃあ、最強を名乗り続けることに決めてんだよ」
 幼女の扱いには定評のあるアクセラロリータさん。前作で負った怪我の影響で、ミサカネットワークの演算補助を受けないと能力を発揮できない体になっちゃいましたが、それでも最強を名乗っていただけあって強いです(雑魚相手にはw)。今回、さらなる能力の覚醒も…?

オルソラ=アクィナス 「魔道書の力なんて、誰も幸せにしないのでございますよ」
 金髪巨乳シスター。「法の書」という魔道書の解読方法を知っているためローマ正教を追われる羽目になり、そのゴタゴタの中で当麻と出会います。基本、おっとりしたマイペースな性格であり、「おばーちゃん的思考回路」と言われています。

建宮 斎字 「女の一人も守れんぞ」
 そこらいる“ちゃらい兄ちゃん”に見えますが、天草式十字凄教という組織の教皇代理。天草式の術を扱うと同時に、巨大な剣も軽々扱う実力者です。

アニェーゼ=サンクティス 「そういう風にできちまってるんです。このクソったれの世界は」
 くぎゅううううううううううううううううう…っと失敬。ローマ正教所属のシスターであり、アニェーゼ部隊の隊長。見かけは貧乳ロリで、 テンプレどうりにツンデレ…なのかな?

オリアナ=トムソン 「物理的な炎では、お姉さんを熱くすることはできないわね」
 見掛けも中身もエロイお姉さん。即席の魔道書「速記原典(ショートハンド)」により様々な種類の魔術を使いますが、一度使用した魔術は二度と使わないのが彼女のポリシーだそうです。

ビアージオ=ブゾーニ 「私はめんどくさいのは大嫌いなんだ」
 ローマ正教の司教。声(CV:若本)だけはラスボスクラスのオーラを放っていましたが、中身はてんで小物でした。

前方のヴェント 「ぐっちゃぐちゃの塊にするぞこらぁ」
 
ローマ正教でも禁断の組織と呼ばれる「神の右席」の一人。「天罰術式」というとんでもなく凶悪な術を使い、たった一人で学園都市に大きな混乱を招きました。ただ、学園都市側の切り札で反撃に会い、力を出し切れないまま戦う羽目になったのが残念でしたね。

木原 数多 「てめぇらクズの集まりだ。人権なんてもんはねえ」
 
木ィィ原クゥゥゥゥゥゥン…で有名な御仁w 学園都市の暗部組織・猟犬部隊リーダーであり、一方通行の能力開発にも関わっていた科学者。つか、科学者という肩書きが怪しまれるほど武闘派に見えたのは気のせい?



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