true tears
2008年 全13話


評価 75点

作品解説

 true tears Blu-ray Box
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バンダイビジュアル (2013-01-29)
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絵本作家を志す仲上眞一郎は、ある日、涙を集めているという変わり者の少女・石動乃絵と出会うのだった。


最初、ヒロインが涙を集めて取り戻すとか訳分からない(電波的な)こと言ってたから、てっきりファンタジー要素もあるのかと思ったのですが、中身は至って真っ当な現代風ラブストーリーでした。
つか、登場人物はみんな不器用な恋してますね。とある理由から自分の気持ちを押し殺す少女…好きな人の少しでも近くに居たくてその友達と付き合う少女…自分の大切な人のために好きでもない人と付き合う少年…って、もうすれ違いまくりw この辺のもどかしい心理描写とか良かったんで、前半からグイグイ物語に引き込まれていきました。
後半、どっちつかずの主人公に若干イラつきもしましたが、三角(四角)関係もので主人公がぐだぐだにならないってのはありえないことだから、まあこのくらいなら許容範囲内として大目に見てあげましょう。この手のものなら、今までにもっと駄目な主人公を一杯見てきましたからねえ…(あれとかそれとか)
で、主人公が最終的に誰を選ぶかって結末ですが、ぶっちゃけ中盤辺りで予想付いちゃいました。この作品のテーマが「涙」というのは明らかなので、そこを考慮に入れると終わり方もなんとなく読めちゃうんです。まあ、各々お気に入りのヒロインが選ばれなかったら不満も出るでしょうが、これに関してはテーマ的にこうなるのが最も自然な流れに感じたので仕方ないでしょう。
とはいえ、選ばれなかったヒロインにもうちょいフォローとか欲しかったかな?この経験から、彼女達がどう成長出来たのかが少々分かり難いようにも思えました。
前半から中盤にかけてはなかなか面白かったのですが、後半で昼ドラっぽい流れになってパワーダウンしたのが痛かったですね。もうちょっと丁寧に色々な“経過”を描けていれば、名作になったと思います。



主な登場人物と名言(?)

・仲上 眞一郎 「俺は何一つ自分じゃあ選んでいない」
 鈍感という最強の装備を持つ主人公。そのせいで、やたらめんどくさい人間関係があちこちで生まれちゃったりしてます。まあ、前半はそれが面白かったけど、なかなかこいつが”ちゃんとしない”もんだから、視聴者からは反感を買うことになるんですよね。特に、こいつの場合は早い段階で気持ちがハッキリしてるように見えたからなぁ。

・石動 乃絵(いするぎ のえ) 「私、涙あげちゃったから」
 周囲から変わり者扱いされてる女の子。ほんと突拍子もないこと言い出します。ある出来事がきっかけで涙を失ってしまったと言い、それを取り戻そうとしています。まあ、ぶっちゃけ途中からは恋愛要素ばかりが彼女の中で大きくなり、涙とかどうでもよくなっているようにも見えましたけどw

・湯浅 比呂美 「私、何がしたいの?」
 眞一郎の幼馴染。両親の死をきっかけに、彼の家で引き取られることになります。となると、ギャルゲ的な桃色展開が期待されるわけですが、眞一郎とは距離を取っているようにも見えます。どうも肩身の狭い思いをしているみたいですね…。つか、この子はある意味でとてもリアルなキャラでした。私は彼女の言動に“女の本音”を感じましたね。

・安藤 愛子 「お願い…私のことも見てよ」
 同じく、眞一郎の幼馴染のお姉ちゃん。けど、ちっちゃいですw 愛ちゃんもいいキャラなんですが、他のヒロインと比べてどうも扱いが不遇だったような気がしますね。もう少し尺があったなら、愛ちゃん関係をどんどん掘り下げていっても面白かったのではないか?と感じます。

・野伏 三代吉 「俺達、親友だろ」
 眞一郎の親友。眞一郎の紹介で愛子と付き合っていますが、彼女からは案外冷たくあしらわれているんですよね。

・石動 純 「好きなものを、好きでいられなくなるってキツイよな」
 乃絵の兄。二枚目のバスケットマンで女子からの人気は非常に高いのですが、いかんせんこの男はシスコンなんだよな…(汗)。あまり名前で呼ばれず、いつも4番(バスケの背番号)って呼ばれてたのがかわいそすw



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