TARI TARI
2012年 全13話


評価 70点

作品解説

 TARI TARI 1 (特典つき初回生産限定仕様) [Blu-ray]
ポニーキャニオン (2012-09-05)
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声楽部に所属していた宮本来夏は、顧問の教頭先生から音楽の才能は無いと突き付けられる。それに憤った彼女は、声楽部を辞めて合唱部を作ろうと考えるのだった。


爽やかな学園青春もの。妙な変化球は混じえずに、ストレートに話を描き切った印象です。
この作品ですが、一人の女の子が合唱部を作って仲間を集めていく…という感じで話が進んでいきます。そして、仲間が増えていくたびにEDの演出が変わっていきます。ベタな展開なんですが、メインの5人がようやく揃ったときは、その回の盛り上がりも重なってテンション上がりましたね。ついに全員集合キターーーーー!ってw
つか、一番最後まで仲間にならなかったのが実は主人公だったりします。主人公の過去には色々あって、音楽から離れようと合唱部に深く関わらないようにしていたんですよね。なもんで、私はずっとその合唱部を作ろうと頑張っていた女の子の方が主人公だと思って見ていました。だって、前半は明らかに来夏中心に話が動いているように見えましたからw まあ、中盤からは和奏も目立つようになってきましたけど。
そして後半なんですが、話の流れで一部不満も…。廃校云々のところはちょっと唐突だったかな?普通に文化祭で声楽部と勝負って流れでも面白かったかもしれません。声楽部とは色々因縁もあったのですが、その辺が少し曖昧になってしまった気がします。戦うべき時にちゃんと戦うことも必要なんだってレイラさんも言ってたしw
あと、合唱部がメインの話ということで作中では「歌」が披露される機会が多々ありました。しかし、和奏役の高垣彩陽さんをはじめ、メインの方々の歌唱力に問題点は一切ありませんのでご心配なくw(個人的に、水樹奈々さん、坂本真綾さん、高垣彩陽さんの三人は声優の中でも歌の上手さは別格だと思うんだ)



主な登場人物と名言(?)

坂井 和奏(さかい わかな) 「私、音楽に戻れてよかった」
 多分、主人公w 音楽科から普通科に転籍してきます。来夏から執拗に合唱部に誘われますが、とある理由から音楽を遠ざけていて、その申し出を拒否。ただし、基本お人好しな性格のため、頼みごとをされると断り切れない部分もあったりしますw

・宮本 来夏(みやもと こなつ) 「私、音楽に愛されてます…ほんのちょっとだけど」
 え〜最初のうちは完全にこの子が主人公だと思ってましたw というのも、前半は彼女中心で物語が進んでいってたし、ちっちゃくて、元気で、先走り気味で、単純な性格というのは、P.A.WORKSさんの前作・花咲くいろはの主人公である緒花を連想させるところがありましたから。私はまたこの手の主人公か〜なんて思いましたよ。

沖田 紗羽(おきた さわ) 「今離れたらもうお終いなの!」
 来夏の友人。色々ちんちくりんな来夏と並ぶと、そのスタイルの良さが際立ちますねw サブレという馬を飼っていて、将来の夢は騎手になることです。…どれだけの紳士諸君が、馬だけでなく俺の上にも乗ってh…爆w

・田中 大智(たなか たいち) 「今、俺一人しかいなくって」
 只一人のバドミントン部員。合唱部と同様に廃部の危機に瀕しており、同じく部員集めを余儀なくされています。

・ウィーン 「今が非常時でなければいつだと言うんだ!」
 え〜と、本名…なんだっけ?忘れたw つか、作中で本名出てきてましたっけ?www 帰国子女ということで、その典型的なキャラ付けがなされていました。ある意味、おいしいネタキャラですね。



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