デュラララ!!×2（承・転・結）
2015年　全12話＋12話＋12話

評価　60点

	作品解説
	デュラララ!!×2 承 1【完全生産限定版】 [Blu-ray] posted with amazlet at 16.04.09 アニプレックス (2015-02-25) 売り上げランキング: 33,802 Amazon.co.jpで詳細を見る 前作から5年経ってのまさかの続編…そして、まさかの分割3クール…色んな意味で長かったｗ 1期から引き続き、様々な登場人物が物語を紡いでいく群像劇というスタイルは当然継続。ただし、このスタイルが故に、良い点もあれば悪い点もある…特に今回、私の目には悪い部分が顕著に映ってしまったところがあるかな？ 私が思うこの作品の悪い部分は、話が進んでいるのか、いないのか、分かんないところにあると思います。 群像劇であるが故に、色々な人物のエピソードが語られているわけですが、話が色んなところに飛びまくるせいで、物語の本筋が進んでいるような感じが全然しないんですよね。何をやりたいのかもいまいち見えてきませんし…。 さらに、分割3クールということで間に2回も休みがあったことで、一層輪をかけて長いなぁ…という印象を持ってしまいました。 まあ、中盤はそんな感じで意味あるようなことはそれほどやってない印象ですが、ラストはラストで詰め込んでいてごちゃごちゃしすぎ。 おそらく、最後に色々な決着を持ってくることで、視聴者に強いカタルシスを与えようと思っているのでしょうが、特に関連性の無いようなエピソードを幾つか同時に終わらせたところで、別段思うところはありませんでした。 バッカーノ！は、ラストで全てのエピソードが収束するところが良かったのであって、これはちょっと違います。それぞれ決着は付きますが、収束しているわけではないですからね。 とりあえず、ストーリーは置いておいて、キャラだけ見れば良い奴もいたかな？ ただ、不快な方のキャラも目立っていましたので、なんとも言えないのですが…。個人的な不快キャラの筆頭は、間違いなく帝人くんですね。主人公格のキャラがそれだと、なんか全体のイメージも悪くなってしまうという（汗） ただ、ほんとの主人公？であるセルティ、そして新羅のカップルはなんか微笑ましかったですね。こちらは素直に応援したい気持ちになるのですが…帝人と杏里は爆発しろ！（いや、杏里ちゃんは何も悪くないんですけど…ねｗ）

	主な登場人物と名言（？）
	1期・レビューにて紹介