ドージンワーク
2007年 全12話


評価 50点
※アニメ部分のみの評価

作品解説


長菜なじみは、友人の露理によって同人誌即売会に連れて行かれる。そこで、彼女は同人誌が儲かると悟り、自分も同人活動を始めようと決意するのだった。


何と言うか、あからさまに低予算ってのがまる分かりな作品でした。
Aパートのアニメ部分…もう完全に作画が手抜きされてます。まあ、元が4コマのギャグマンガなんで、そこに期待するのも間違ってるのかもしれませんね。原作の雰囲気を重視するため、“敢えて”手を抜いているのだと考えておくことにしときましょうw
あと、15分×12話ということで、内容的にもちょっと物足りなかったです。ぼーっと見てたら、いつの間にかAパート終わっていて、大して印象というのが残ってないんですよ。昨今、数多くのアニメが量産される中、この作品は真っ先に忘れられていきそうなタイプに思えてしまいます。
さらに、原作と比べてシモ系のネタが少々押さえ気味になっているのも残念でした。この作品の見所って、そこんところが占める割合が結構大きいですからね。
そして、問題の実写Bパート!…これは、完全にDVDの特典映像に収めておいたらいいもんですよ。テレビで流すもんじゃありません。斬新とか、画期的とかそういうレベルの話ではなく、これもほんと予算削減以外の何物でもありません。実際、大して話題にもなってないし…
ただ、ぶっちゃけると意外に面白かったんだよな(爆)。むしろ、結果的には本編よりもこっちを楽しみに毎週見てました。
実写パートは、つゆり役の斎藤桃子さんと、ソーラ役のこやまきみこさんが、自分達で実際に同人誌を作って売り出そうって企画です。ここでのももちゃんはなかなか面白かったですね。これまで、色々なラジオでもまれてきた経験からか、トークにいい味が出ていました。
けどまあ、個人的にはなじみ役の浅野真澄さんも加わってほしかったです。ももちゃんとますみんのコンビはえらいことになる可能性が秘められていますから。二人が初コンビを組んだ、Solty Reidio(Solty Reiのネットラジオ)では存分に笑わせてもらいました。
つか、ドージンワークのラジオでも二人はコンビを組んでるんだから、ほんとこちらに出てくれてもよかったと思うんですけどね。ますみんは儲け話好きだから、きみきみとは違って結構本気でやってくれたかもしれないしw



主な登場人物と名言(?)

・長菜 なじみ(おさな なじみ) 「あたし、同人で稼ぎまくっちゃうもんねー」
 同人で儲けようと、そちらの世界に足を踏み入れます。しかし、本人は絵がヘタクソでなかなか本は売れません。色々努力はしているようですが、儲かるためにはまだまだ先が長いようですね…

・露理(つゆり) 「ほんといやらしい子…」
 なじみのクラスメイト。頭の上に、よく怪しげなブルマ生命体がのっかってますw サークル名は「パンツ革命」、同人誌はそこそこ売れてるみたいですね。なじみを弄るのが好きみたいで、よく下ネタとか振ってます。

・ジャスティス 「僕は読者に喜んでもらえれば満足なんだ」
 なじみの幼馴染。超大手サークルの同人作家で、本はいつも何万部と売れています。しかし、いつも原価ギリギリで売っているために、利益はほとんどありません。理由は上記のセリフのとおり…邪な目論見のなじみとは正反対ですね。ちなみに、ジャスティスは本名らしいですよ。

・北野 ソーラ 「お互い合意の上で、絶対!」
 幼女です。この子も同人活動をやってます(絵は結構上手い)。ジャスティスに一目惚れして、それからはよく彼と一緒にいますね。このアニメ版では、最後にちゃっかりとおいしいとこを持ってっちゃいました。意外としたたかだなw

・星 純一郎 「これ、一冊ください」
 なじみに惚れてしまった青年。彼女のファン第一号でもあります。そのことが影響して、大きく己の道を踏み外していることに彼は気付いているのだろうか…?

・二道 かねる 「自分より下手だと思われている!?
 なじみのライバルのOL。なじみと争ってるっていうくらいだから、当然この人も絵はヘタクソでほとんど本は売れてません。年の割にドジでおっちょこちょいで、ある意味ソーラ以下の精神年齢かもしれない(汗)



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