DOG DAYS
2011年 全13話


評価 45点

作品解説

 DOG DAYS 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
アニプレックス (2011-07-27)
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シンク・イズミは、故郷のイギリス行きの飛行機へ乗るために学校の終業式を早退する途中、突然に異世界フロニャルドへと召喚されるのだった。


魔法少女リリカルなのはシリーズのメインスタッフによるオリジナルアニメということで、視聴前から期待度の高かった作品です。
で、作品に対する評価ですが…とにかく声優が豪華!1クールだというのに登場人物が多い作品なんですが、その多くが皆さん聞いたことのある人ばかり…マジ声優に妥協無しですよ。主題歌もOPが水樹さん、EDが堀江さんと非常に豪華です。
…ということで、以上褒めるところ終わりw ここからは延々と駄目な点を挙げていくので、覚悟しておいてください。
まず、シナリオ…はっきり言って、これは茶番でしたね。設定の時点でもう拍子抜け…戦争をする代わりにサスケ的なアスレチックを競うというお遊戯(興行)を繰り広げてくれるのですが、こんなもんじゃあサッパリ盛り上がれない。で、ラストはちょっとだけマジもんバトルをするのですが、ご都合主義でちっとも面白くなかったです。この後、2クール目で魔物達との戦いが本格化していく…という流れだったら、もう少し盛り上がったかな?なのはStSで言うと、展開遅くてつまらなかった1クール目だけで終わった感じです。
次にキャラクター…シナリオ短いのに多すぎるので、メインの数人以外は全然目立ってない。長所のところで声優が豪華と書きましたが、こんな中途半端な登場なら逆にファンはキレますよ。なのはStSでも同様の指摘をしていますが、ここのスタッフはまるで成長していない。つか、あちらはまだ2クールだったので後半の活躍も期待できたのですが、1クールじゃあどうしようもないわ。
キャラクターのおまけでモブキャラ…あの顔なんとかしてくれ。萎えるわwww
あと、ライブ映像はいらんです。ハルヒ以来こいつが流行っているのかもしれませんが、そもそもライブシーンを作中に入れてくるアニメはどうも好きになれません。わざわざ尺を取って、作中でやるほどのものじゃないだろ。まあ、クオリティ高ければいいのですが、こいつは何か微妙でしたし…。
ということで、なんか見ていて全然魅力を感じないアニメだったんですよね。ケモノ属性のファンタジーものなら、こんなの見るよりうたわれるものを見ましょうw



主な登場人物と名言(?)

・シンク・イズミ 「皆をしょんぼりさせないように、勇者シンク頑張ります!」
 異世界フロニャルドへと召喚され、勇者として期待されている主人公。その身体能力は高く、アスレチックでは人並みはずれた力を見せます。姫様の扱いには定評?があり、お手やフリスピーキャッチ等を通じて、彼女にしっかりと躾を行うのでした(一国の姫相手になんて失礼な奴…w)

・ミルヒオーレ・F・ビスコッティ  「我が国に勇者を召還します」
 犬耳、尻尾を持つビスコッティ共和国のお姫様。世界的な歌姫でもあり、興行の後には彼女のライブが行われているようです。ガレットとの戦のためにシンクを召喚しますが、彼を元の世界に戻す方法は分からないということが後から発覚するのでしたw

・エクレール・マルティノッジ 「すっとこ勇者が〜!」
 ビスコッティ騎士団・ミルヒオーレ直属親衛隊の隊長。いきなり勇者として現れたシンクに対して厳しい態度を取ることもありますが、まあ所謂ツンデレなので問題ありませんw 戦では男勝りのところを見せ、シンクのパートナーとして活躍します。

・リコッタ・エルマール 「尻尾の付け根と研究心がキュウキュウしちゃうのであります〜」
 ビスコッティ国立研究学院の主席研究士。未知の機械に対する好奇心が強く、シンクが持つ異世界の機械(携帯電話等)にも大きな興味を示します。また、シンクが元の世界に帰還する方法を探しています。

・レオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ 「閣下と呼ばんか、この無礼者が!」
 猫耳、尻尾を持つガレット獅子団領国の国王。ミルヒとは幼馴染の関係であり、昔はよく一緒に遊んだりしていたようですが、現在はそういった交流は無くビスコッティとは敵対しているように見えます。ミルヒとは違って自らも戦に参戦し、その中で圧倒的な力を披露します。つか、この人は地球人を召喚する能力は無いんだろうか?

・ガウル・ガレット・デ・ロワ 「フロニャルドの戦は、楽しい興行じゃなきゃいけねえんだ」
 レオンミシェリの弟。シンクのライバルキャラなんでしょうけど、悪ガキっぽく見えるものの普通にいい奴なので、少々役不足なところがあったかも。



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