断裁分離のクライムエッジ
2013年 全13話


評価 45点

作品解説


女性の髪を切ることが大好きな少年・灰村切は、長く美しい黒髪を持つ少女・武者小路祝と出会う。しかし、祝の髪はどんなことをしても切れない呪われた髪だった。


ああ…これは中二病アニメの失敗作でしたね。演出は完全に中二なんですが、なんか全然かっこよくない!主人公の名乗りも盛り上がらないし、戦闘時のモノクロ調の色合いもかっこよくない…むしろ意味分からん。はっきり言って、何一つイケてなかったです
あと、主人公の設定…こいつ変態すぎて引くレベルですよ(汗)。女性の髪を見ると切りたくなる衝動に駆られるって、これもう通り魔クラスですよね。同時期に、「変態王子と笑わない猫」という作品がありましたが、そちらの変態さんが随分可愛く見えました。切くんの変態っぷりに比べたら、変態王子なんて只の一般男子に過ぎませんよw
話の方もなんかよく分からん。構成は悪いし、シーンとシーンの繋ぎが雑なので、やたらと急展開に見えます。この作品の主旨は、ただ変態をいっぱい書きたいだけなのか?ストーリーにも中二的演出にもまるで魅力が感じられません。
唯一良かったのは、ヒロインがそれなりに可愛かったところ。このおかげで何とか見れたって感じです。祝ちゃんはロリかわええw 髪型も頻繁に変わるので色んなバリエーションを楽しめますし、エッチなシチュエーションが多かったのもGOOD!まさかのお漏らしシーンまで用意されていましたので、変態紳士の皆さん方の歓喜の声が聞こえてくるようですw
ということで、ほんとくだらない作品だったんですが、エロは申し分なかったかな?変態さんが多いので、無駄にエロいシチュエーションが多かったような気がします。話はまだ完結していませんが、別に続きが気になることもないなぁ…。



主な登場人物と名言(?)

・灰村 切(はいむら きり) 「髪、綺麗だね」
 髪フェチ主人公。綺麗な髪を触りたいとか、匂いかぎたいとか、舐めたい(?)とかなら、まだ百歩譲って理解も出来ますが、切りたいと思っちゃうのは完全にヤバイ方の思考ですねw 殺害遺品は「断裁分離のクライムエッジ」。断裁分離とか名付けちゃうところが中二的です。

・武者小路 祝(むしゃのこうじ いわい) 「命なら、今すぐ殺してほしい」
 髪の女王と呼ばれる存在。長く美しい黒髪はどんなハサミでも切れない呪われた髪であり、彼女自身もその髪のことを疎んでいます。髪=女の命と例えられることから、その命を絶ってくれる存在を望んでいます。

・病院坂 病子(びょういんざか やまね) 「殺意が頭に鳴り響く」
 殺害遺品「昏睡昇天のインジェクション」の権利者。切の同期生であり、祝のことを監視しています。色々なところで双子の姉に依存しているところがあり、殺人衝動が起こった際も姉に注射をして紛らわせています。

・病院坂 法子(びょういんざか ほうこ) 「お前の殺意を引き受けるのはあたしだけだ、この愚昧!」
 病院坂姉妹の姉。スタイルが良く、妹とはあまり似ていませんね。妹に対して負い目があるようで、彼女のことを理解しようとしていますが…。

・皇 鼎(すめらぎ かなえ) 「ロリコンの何が悪い」
 教授(プロフェッサ)と呼ばれるロリコンw 祝の後見人であると同時に彼女を監視しています。彼の目的は現段階ではよく分かっていません。

・中嶋 正義(なかじま せいぎ) 「裁くのはこの俺だ!」
 殺害遺品「判決執行のルールブック」の権利者。表沙汰に出来ない犯罪者をルールブックの能力により裁いている傍迷惑な正義厨で、よく警察から追われています。犯罪者予備軍の切に目をつけているようで…w

・ヴァイオレット・ウィッチー 「劇はまだ続きが有る」
 醜聞(ゴシップ)と呼ばれる組織のトップ。この人も何がしたいのかよく分かりませんでしたね。



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