スクールランブル
2004年 全26話


評価 75点

作品解説

スクールランブルDVD-BOX
メディアファクトリー
発売日:2008-12-05

塚本天満は、同級生の烏丸くんに恋をしているのですが、自分の気持ちを上手く伝えることが出来ません。一方、そんな彼女に恋をしている不良少年の播磨拳児。彼もまた、自分の気持ちを伝えることが出来ずに空回りを繰り返すのだった。


学園恋愛もの…というか、明らかにギャグ面のほうが強く際立ったラブコメ作品に仕上がってます。
一応、本人達は真剣に恋愛モード入っているのですが、誤解と勘違いからいつも妙な方向へと話が展開していき、空回り空回りのドタバタ劇を繰り広げることになります。本命の子そっちのけで、何故か別の子とどんどんフラグが立っていく播磨…私は彼の空回りっぷりを毎回楽しみに見てました。
とりあえず、この作品には大勢の登場人物がいますが、どのキャラも立っていて非常に魅力溢れています。これらキャラ同士の掛け合いこそ、この作品の一番の見所だと思うので、視聴の際にはぜひキャラに愛着を持って見てみてください。ここでは紹介していない、いい感じのキャラも多数いますよ。
ちなみに、私のお気に入りはヒゲ(播磨)×お譲(沢近)のコンビですね。いつも妙な縁から絡んでしまうこの二人が、物語にいい味を出していたように感じました。播磨と天満がくっつく可能性は低そうだから、この二人が盛り上がって行く様に期待することにしましょう。
後に続編(スクールランブル二学期)も放送されました。まあ、こちらはちょっとマンネリ化している感があったんですけどね…(汗)



主な登場人物と名言(?)

・播磨 拳児 「聞いてくれ!俺は、前から君のことが好きだったんだ!」
 愛する天満ちゃんに自分の想いを伝えようとしていますが、いつも空回りをしておかしなことになってしまいます。それで、何故かお譲(沢近)や妹さん(八雲)とは縁があり、お譲絡みで何かとトラブることに…。意外にも漫画を描く才能があって、その中で自らの報われぬ恋を成就させるという悲しき男でもありますw とりあえず、このアニメは彼のもがきっぷりを楽しむ作品なのでご堪能ください。

・塚本 天満 「もはや見境なし。おさるさんだね播磨くん」
 ドジでおっちょこちょいなヒロイン。かなりの天然ボケですが、そこがかわいいっすね。烏丸くんに恋心を抱いていますが、彼女もそれを上手く伝えることが出来ず、いつも失敗しています。彼女の一途な想いを考えると、播磨に希望はないのか!?

・塚本 八雲 「男の人と女の人がつき合うってどういうことなんでしょうか?」
 天満の妹ですが、しっかりものなのでどちらかというとお姉さんキャラです。奇妙な縁から、播磨の漫画のアシスタントになり、急接近します。校内でも噂の美人で、好意を寄せる人間は多数いますが、彼女には自分に好意を寄せる人の心が読めるという能力があり、悩んでいます。

・沢近 愛理 「今日だけは特別…特別だからね」
 金髪ツインテールはツンデレの証!ヒロインの天満を喰っちゃう勢いで目立っています。ヒゲ(播磨)とは何かと因縁深い関係で、「告白誤爆事件」、「全裸拘束事件」、「ハゲ事件」など様々なイベントがあり悶着を起こしましたが、体育祭で仲が多少は進展した?ような気がしないでもない(←微妙な言い回し)。得意技はシャイニングウィザード!

・周防 美琴 「あのよ、これには深ーい訳があってだなぁ」  
 少林寺拳法を習っており、花井とは幼馴染。普通なら、花井と何らかのフラグが立ってもよさそうなもんですが、まったくそんな気配はありません。今鳥というナンパな男に追い掛け回されています。そんな彼女のキーワードは『D』!

・高野 晶 「普通。ちょっとトラブルあったけど」  
 クールで頭の回転が速い姐さん。その私生活は謎に包まれており、裏ではなんかマフィアの抗争みたいなもんに巻き込まれちゃったりしてましたねー。そして、それを普通と言い切る豪胆さ…あんた一体何者だよっ!ちなみに彼女の趣味は、馬鹿(花井)をいびることです。

・花井 春樹 「塚本君とお茶…最高でござる!」  
 八雲命の馬鹿ストーカー(笑)。といっても、文武両道でクラスでは委員長を務めています。ただ彼女のこととなると、周りが見えなくなってしまうんですよね〜。思い込んだら一直線の熱血漢で、不良の播磨とは対立関係にあるライバル?



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