聖痕のクェイサー
2010年 全24話


評価 70点
※ディレクターズカット版の評価

作品解説

 『聖痕のクェイサー』ディレクターズカット版 Vol.1 [Blu-ray]
ビクターエンタテインメント (2010-04-21)
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私立ミハイロフ学園に通う織部まふゆと山辺燈は、サーシャと呼ばれるロシア人の少年と出会ったことから、クェイサーたちの戦いに巻き込まれていく…


皆さん、誤解しているようですから、最初にハッキリ言っておきます。一見するとエロアニメに見えるこの作品ですが、真のカテゴリーはギャグアニメなんです!
このアニメの真の価値は、ディレクターズカット無修正版にこそあります(ちなみに、地上波ver.は修正しすぎで何をやってるのか分かりませんw)。無修正から想像されるのは、色々なものが解禁されて肌色の多い光景でしょう。確かにそれは間違っていませんよ。しかし、私はそんなものには興味を持ちません。ただエロいだけなら、そこらの18禁アニメを見ればいいことですからね。
私が興味を持ったもの…それは、この作品の本質がエロという次元の枠を飛び越え、馬鹿馬鹿しいまでの笑いへと変質されているところです。ほんと、このアニメのスタッフは頭おかしいですよ(いい意味でw)。全員、すぐに病院行ったほうがいいですね(褒め言葉w)
作中では、女性のおっぱいを吸うことが問答無用で正当化されており、日常だろうが戦闘中だろうがお構い無しです。いや、むしろその設定上(クェイサーはおっぱいを吸うと強くなる)、戦闘中に吸うことの方が多いので、こいつらは毎回シリアスな雰囲気の中で真剣にエロいことやってます。その光景がもうシュールというか、アホ過ぎて笑えますね。クェイサー達のスタイリッシュなおっぱい吸いには爆笑ですよw
他にもこの作品の異常行為を挙げると、真剣白歯(おっぱい)取り。会話を始める右おっぱいと左おっぱい。地球の女性達のソーマ(おっぱい力)を集めて膨らんでいくヒロインの元気玉おっぱい。…等など、これはまだほんのごく一部に過ぎません。まあ、ある意味で究極のおっぱいアニメなのかもしれませんね。大きさや乳首も全キャラきっちり描き分けられていて、おっぱいに対して並々ならぬ情熱と愛(?)を感じますw
また、この作品のキャスト陣は今や飛ぶ鳥を落とす勢いの人気声優さんも多いのですが、そんな彼女らに卑猥な言葉やあえぎ声を言わせるなんて…ほんと、このアニメの製作スタッフは馬鹿ですね(称える意味でw)。つか、人気声優の皆さんも、ノリノリでアホなこと言わんでください!特に、ロングver.の予告は自分の見せ場とでも言わんばかりに、皆(主に日笠さんがw)はっちゃけすぎだwww
ということで、無駄なエロ描写を嫌悪する人もいるかもしれませんが、この作品のエロはいやらしいというよりも、最っ高にお馬鹿(キチ*イw)な感じで描かれています。よって、望もうと望まざると自然にギャグアニメとして捉えられるようになってきますので、意外と楽しいもんですよ。まあ、ストーリーに関してはしょうもないんですけどw
最後に、このアニメの感想を締めくくるに相応しい言葉を述べて終わりにしたいと思います。それでは皆さん、ハラショー!!



主な登場人物と名言(?)

・サーシャ 「震え、恐れと共に跪け!」
 鉄のクェイサー。他人と関わるのを嫌う一匹狼気質であり、まふゆ曰くデレの無いツンドラ少年。しかし、亡き姉の面影を持つ燈と、好物であるボルシチを作ってくれるまふゆには、徐々に心を許しつつあります。女の子のおっぱいの大きさ・形を瞬時に見抜き、ソーマの味をこよなく愛す上級おっぱいソムリエ!ほんと、クェイサーってこんな奴ばっかりなのかよ…w

・織部 まふゆ 「私は、守らなきゃならないの」
 燈の親友であり、彼女の王子様。剣道の腕に優れ、燈を守るため果敢に敵に立ち向かうこともしばしば。胸のサイズは「並」らしく、おっぱいソムリエのサーシャには相手にされません。彼女の周りに巨乳キャラが多いので、胸のことは本人も結構コンプレックスに感じているようですね。まあ、本当の貧乳キャラは他にいるのですが…

・山辺 燈(やまのべ とも) 「私のソーマ吸う?」
 おっとり巨乳少女。学園の前理事長の娘ですが、父親が失踪して借金が残されたり、クラスメイトから苛められたりと苦労が多いようです。とりあえず、女の子がそんなにおっぱいを晒すもんじゃありません!あと、おっぱい吸う?とか聞いても駄目です!天然はほんと危険だw

・テレサ=ベリア 「その人に贖いを…」
 テレサ可愛いよテレサw。サーシャのマリアとして戦闘で大活躍…ということにはならず、ぶっちゃけ本編では何かと扱いが酷いです。ちなみに、マリアとはクェイサーにソーマを与える女性のこと。ほんと、彼女の存在価値っておっぱい(ソーマ)補給要員程度のもんですよ(汗)。サーシャよ、頼むから彼女のフロントホックの意味を察してやってくれ!

・カーチャ 「真の女王は、生まれたときから女王なのよ」
 銅のクェイサー。見た目は大人しく愛らしい美少女(幼女)ですが、その本質はドSの女王様。雌奴隷の調教もお手のもので、日本にやってきて早々に一匹ゲットしますw 演じているのは涼宮ハルヒで有名な平野さんですが、もうノリノリですよ。この人、こういう役が凄くマッチしてます。M属性の人ならば、彼女の女王様を最高に楽しめることでしょうw

・桂木 華 「はい、女王様…」
 えと…確か中の人は、人気アニメ「けいおん」において、2009年度嫁にしたいキャラナンバー1の役をやっていたはずです。なのに…何故こうなった!?カーチャの雌奴隷として、回を増すごとに様々な調教が行われていき、最早こいつが出てくるたびに吹くわw 日笠さんの芸人魂には脱帽ですよ。インモラルアニマル万歳www

・辻堂 美由梨 「私のバディーは、乙女の努力の結晶なんですから」
 現理事長の娘であり、高慢ちきで鼻持ちなら無い少女。まふゆや燈のことを苛めており、初めはあまり好きではなかったのですが…まあ所謂ツンデレであり、その本質が見えてくると段々いい感じのキャラに思えてきました。彼女が主役のギャグ回「辻堂美由梨の憂鬱」も酷面白い。ちなみに、サーシャ曰く、だらしない乳だそうですw

・リジー 「僕はれっきとしたレディーなんだからな」
 チタニウムのクェイサー。大剣エクスカリバーを扱う野生児で、その動きや性格、声優などでミコトを思い出してしまいます(まあ、スタッフ同じだしな)。孤児であった自分を引き取ってくれた鳳のことを慕っていますが、奴は絶対にある特殊な性癖の持ち主だなw

・黄金のクェイサー 「至高のおっぱいだ!」
 サーシャにとって因縁深い最強のクェイサー…なんですが、上記のセリフw 果たして、これがラスボスのセリフなんでしょうか?(まあ、そんなことはこのアニメの異常性から見れば些細なことだけど)



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