PSYCHO-PASS サイコパス2
2014年　全11話

評価　65点

	作品解説
	PSYCHO-PASS サイコパス VOL.1【Blu-ray】 posted with amazlet at 13.04.29 東宝 (2012-12-21) 売り上げランキング: 2,738 Amazon.co.jpで詳細を見る 1期の続き。設定としては、前回ラストから1年半後となっています。 1期が好きだったので結構期待していたのですが、結局1期の焼き直し？的な展開に少しガッカリかな？結局、やってることは前回同様シビュラシステムの批判で、敵も同じようにシビュラでは裁けない（理由はちょっと違いますけど）という設定でした。 まあ、この世界観で構成するならこうなってしまうのでしょうけど、もう少し違うものを見せて欲しかったですね。 また、何人かの新キャラが登場しており、当初は彼らの活躍に期待していたのですが…そこもいまいちだったかな。 まあ、霜月ちゃんは期待どおりのウザさｗで大活躍でしたが、東金さんがねえ…。前半は、こいつ只者じゃないオーラを出してたように見えたのですが、後半になるにつれて小者臭がどんどん強くなっていき、ラストはもうガッカリでした。あと、今回のラスボスである桐斗くんも、前作の槙島さんに比べると印象薄いかなぁ。 けど、前作キャラの成長が見られたところは良かったと思います。 ギノさんは前作ではあんなに無能だったのに、今回は執行官として使える大人に！朱ちゃんは最早精神的に強くなりすぎてる気もしますが、狡噛が抜けたことと、周りが問題児だらけなのを考慮すると、これでバランス取れてるくらいなのかな？ あと、こちらの終了後すぐに劇場版が上映されています。そのせいなのか、2は劇場版への繋ぎという感じがしなくもないですね。 ネタバレになりますが、2では狡噛さんが出てきません。けど、おそらく劇場版の方では出てくるのでしょう。結局、狡噛さんが出てこないことには、朱も先に進めないだろうし、色々中途半端なんですよね。 そして、2はスタッフが少し変わっており、1期の脚本家（虚淵さん）は劇場版の方に携わっているんですよね。そう考えると、この2の存在って一体なんなんだろう？と考えてしまいます。（グロ虐殺シーンだけは1期より無駄にレベルアップしてましたがｗ）

	主な登場人物と名言（？）
	メインキャラは1期レビューにて紹介 ・霜月 美佳（しもつき みか） 　2期より新たな監視官となった新人。型にはまった優等生であるが故に、セオリーから外れた朱の行動に反感を覚えることも多く、作中ではなかなかイラっとさせられる言動が見受けられました。また、この子は朱に比べてメンタルが弱い部分が見られ、いずれサイコパスが濁りそうな気がしますねぇ。 ・東金 朔夜（とうがね さくや） 　朱の所属する公安局刑事課一係・執行官の一人。事件に対して冷静沈着な考察を行い、狡噛の抜けた穴を補う存在に見えましたが…。冷静な仮面の下にはどこか異常性を秘めており、朱に対して執着とも呼べる感情を抱いているように見えます。 ・鹿矛囲 桐斗（かむい きりと） 　シビュラシステムに感知されない謎の存在。そもそも、本当に存在するのかどうかすら分かっていない中、公安は彼の背中を追っていきます。