少女たちは荒野を目指す
2016年 全12話


評価 55点

作品解説

 「少女たちは荒野を目指す」Vol.1<初回仕様版>【Blu-ray】
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2016-03-25)
売り上げランキング: 70,664

北条文太郎は、ある日クラスメイトの黒田砂雪から美少女ゲームの制作を手伝ってほしいと頼まれる。彼女から指示を受け、文太郎は学園内からゲーム制作に必要な人材を集めることになるのだった。



原作:タカヒロ、シナリオ:田中ロミオという、知ってる人からすればもう期待度満点クラスの作品。
かく言う私も、このお二方が携わったゲームが大好きなので、前情報だけで相当気になっていました。

ただ…アニメはいまいちでしたね。
その後、ゲームも発売されたようですが、そちらはどうだったのでしょうか。ただ、このアニメじゃあ販促効果にはならなかったろうな…汗

内容は、学生達が美少女ゲームを製作していくお話。
タイトルからまったく別の内容を連想していたので、最初は「えっ…?」と思ったのですが、それはきっと私だけではないはずw

ゲーム作りの大変さを描きながら、企画から売り出しまでの製作過程の詳細とか、業界の仕組みとか、そういうところに踏み込んでいくのかと思っていたのですが、あまり深い話は無く、なんかライバルみたいな奴らが出てきて売り上げ勝負みたいな流れになっていきました。

まあ、王道な流れといえばそうなんですが、高校生のクラブ活動のような雰囲気のまま、製品を売り出すというビジネスレベルのところまであっという間に行ってしまったような気がしますので、もうちょっとその過程や泥臭いところを見たかったというのがありますね。

また、ゲーム作りの話なのに、どういうゲームを作っているかの詳細があまり語られず、結局よく分かりませんでした。そのせいで、いまいち感情移入が出来ないんですよね。体験版の評価が良かったーって皆が喜んでいるんですけど、こちらはふ〜んて感じで。

ということで本作品、ゲーム作りが主題になっているものの、あくまで見所は人間関係になっています。
メンバー間の問題を主人公が中心となって解決していき、メンバーの絆を深めていくという。そして、そうこうしているうちに、いつの間にかゲームが完成して売り出されているというw

あと、終盤で1つでっかい爆弾が落とされます。
正直、私自身「これはねーわ」と思いました。あそこから1話とかでメンバー間の絆を修復するのは、普通に無理があるでしょう…


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