ジャングルはいつもハレのちグゥ　FINAL
2003年　全14話

評価　75点

	作品解説
	ジャングルはいつもハレのちグゥ FINAL(1) [DVD] バンダイビジュアル 発売日：2003-12-21 amazon.co.jpで詳細をみる (Amazy) デラックスの続編。前回のような爆発力こそ無くなったものの、相変わらずテンポのいいギャグが炸裂して面白いですね。今回は前半が都会、後半はジャングルの物語が描かれています。 ただ気になったのが、作中では物語がまったく終わっていません。まだストーリーが続いていきそうな途中でぶった切っているので、そこに少々不満が残りましたね。しかも、最終話はなかなか付いて行き難い妙ちくりんなノリだし…（笑）。こんなんでFINALを名乗るなよ。 多分、原作の方もここで一旦終わっているからFINALなんでしょうが、そちらはその後「ハレグゥ」と改名して普通に続きが連載されています。だから、アニメもいつか「ハレグゥ」として復活するのを期待していますよ。

	主な登場人物と名言（？）
	・ハレ　「なんでやねん！」 　ジャングルだろうが都会だろうが、ハレ少年の悩みが尽きることはありません。そして、どちらでもトラブルに巻き込まれるのでした。グゥに振り回されるのはいつものこととして、母親にも相当振り回されてるよな…。彼女の気分次第で、都会行ったりジャングル行ったり慌ただしいよ。 ・グゥ　「楽しみだな…」 　いつもどおりの無茶苦茶な立ち位置。ハレが苦しむ姿こそが楽しみと言わんばかりに、常識外のありえない行動を披露してくれます。 ・ウェダ　「兄さま、姉さま、この喧嘩高くつくわよ」 　このアニメって、全部ギャグで流してるけど意外にシリアス設定が多いんですよね。特にこのウェダ関係…今回は、兄弟が彼女の暗殺を企むって話が出てきました。普通に考えたら凄く重い。まあ、それ系の話は今回じゃあ完結して無いんですけどねっ！ ・クライヴ　「いいか、避妊だけはちゃんとしろよ」 　相変わらずハレとは仲悪し。てゆーか、家族が皆都会行ってるのにこいつだけ置いてけぼりって…（汗）。ここが結構無茶でしたね。原作とは少し流れが変わっている部分があるので、こんなところで違和感が出てきました。 ・アメ 　ウェダの第二子。特に喋らないので存在感はあまり無いけど、一応ちゃんといます。赤ちゃんがグゥにムリムリ飲み込まれていくのが、なかなかショッキングな映像でした（笑） ・マリィ　「とうとう白状したわ」 　ハレの浮気を敏感に感じ取った本妻は、旦那の帰宅早々にそれを追求します。まあ、ハレには”あの”クライヴの血が流れていますから、彼女が心配するのも無理はないでしょうね。 ・リタ　「人間、自分にメリットのないことはしないものよね」 　現地妻ｗ 都会にやってきて苦労の絶えないハレにとっては、優しくて可愛いこの子の存在が「やすらぎ」なんです。しかし、彼女の優しさの裏にはある打算が…（汗）。ハレグゥキャラはやっぱり一筋縄ではいかない？ ・ロバート　「心置きなく死ね」 　今回、ボディーガードとしての役割を随分全うしてましたね。まあ、前半の学校でのお仕事は明らかにやりすぎなんですが、後半は普通に活躍してました。こんな危険人物に、まさか見せ場が出来るようなシナリオになるとは…。 ・ダマ　「でも男がいると大変なのよ。ちょっと生理が遅れただけで大慌て」 　お前はまだ生理きてたんか！？そこが一番の驚きでしたね。あと、ダマの妄想力は周囲の光の屈折率にさえ影響を及ぼすようです。皆さん、おかしな幻影を見せられることになりますよ。