輪廻のラグランジェ
2012年 全12話


評価 55点

作品解説

 輪廻のラグランジェ 1 (初回限定版) [Blu-ray]
バンダイビジュアル (2012-03-23)
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鴨川女子高校・ジャージ部のたったひとりの部員である京乃まどかは、今日も人助けに奔走する。しかし、ランと名のる不思議な美少女から「ロボットに乗れる?」と頼まれた日から、彼女の日常は一変するのだった。


ふむ…内容的には特別良いところも悪いところも無く、残念ながらあまり印象に残らないタイプの作品に感じました。なので、中身についてあまり書くことが無いんですよね…(分割2クール形式のため、まだ謎も色々残ったままですし)
ということで、まったく別の観点から一つ話をさせてもらうならば、個人的にはタイアップ賛成なので、これからもどんどんしちゃいなさいよってことでしょうかw
実はこの作品に登場するロボットですが、自動車メーカーの日産がデザインしてるんです(60人を超えるデザイナーの図案を集めてコンペを行ったらしい)。まあ、人が動かすメカという意味合いでは車もロボも同じなので、確かに自動車メーカーにロボットをデザインさせるのも面白い試みだとは思いますが、だからといって深夜アニメ(それも美少女もの)にこんなビッグな企業が絡んでくるなんて最初聞いた時はちょっとビックリしましたよ。しかも、日産の方も案外ノリが良く、公式ツイッターでアニメの実況なんかしたりして…w まあ、デザインのカッコイイ・カッコ悪いは別として、こういう試みを行ったこと自体を評価したいと思います。アニメ業界の未来を明るくするためには、今後色々な業界とも絡んでいってスポンサーに付いてもらうことも必要でしょうし…。個人的にはタイバニなんかたくさんスポンサーが付いても全然おかしくないと考えているんですけどねw
まあ、最近ではパチンコとのコラボなんかも多いですね。賛否両論あるでしょうが、これによって続編・新作のための資金が生み出され、高品質のアニメが出来上がっていくのも事実ですし…。
…と、話が大きくズレていってました。とりあえず、タイアップの件はここで終わりにして、中身の方にも少しは触れておきます。作中では、一応異星人と戦闘を行っているのですが、主人公達の意識が薄いせいで緊迫感が無いというか…何か軽いんですよね。敢えてそういう風にしているところもあるのかもしれませんが、個人的にはどうも受け付けられませんでした。
あと、「まるっ」は絶対に流行らない。そう、絶対にだ!(大事なことなので…ry)
本来、分割2クール形式の作品は1期・2期まとめて感想を書いた方がいいのかもしれませんが、2期を見る気があまり起きないのと、1期時点でも一応区切りは付けていたので、今回とりあえず評価することにしました。



主な登場人物と名言(?)

・京乃まどか 「まるっ!」
 鴨川女子高等学校ジャージ部部長。困っている人がいたらほうっておけない性格のため、ウォクス・アウラに搭乗することになって敵と戦うことになります。ちなみにジャージ部とは、人命救助から部活の助っ人までとにかく人助けを行っていく部活動のことです。

・フィン・エ・ルド・スイ・ラフィンティ 「ワン
 ある任務を帯びて、地球へ派遣されてきた少女。まどかにウォクスへ乗って欲しいと頼みますが、実は自身もパイロットでした。ただし、機体を変形させることができません。正体不明のムギナミのことを疑っており、何かと敵視しています。

・ムギナミ 「かしこまり
 ランとは別の組織から地球へ潜入してきた少女。まどかと仲良くなっていきますが、その裏には目的がある様子。

・デ・メトリオ・ル・ヴィラジュリオ 「ハーレムナーイッ!
 宇宙義賊キッスの頭領。元はとある国の王子でしたが、今やそんな面影は無く、とってもワイルドだぜぇw

・アステリア・リーザマリー・ド・ロシュフォール 「食べるってことは生きるってことよ」
 ウォクス・シリーズを運用するノウムンドゥス財団の会長代理。この作品、あまり詳しく背景が語られていないところが多い(1クール目時点)のですが、その中で彼女は色々な事を知っているようですね。今後のキーパーソンとなってくるのでしょう。

・バランス・T・モイド 「輪廻が開いた!」
 ランのお目付け役。この人も何かを知っているようで、まどかが覚醒した時には普段の姿から想像付かないようなはしゃぎっぷりを披露してくれました。



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