RIDE BACK(ライドバック)
2009年 全12話


評価 55点

作品解説

RIDEBACK Blu-ray 01 (初回限定版)
ジェネオン エンタテインメント
発売日:2009-04-24

怪我によりバレエを断念せざるを得なかった尾形琳は、大学生活の中で偶然ライドバックというバイクに似たマシンと出会うのだった。


これは…多分、夢を絶たれた少女が、新たな第一歩を踏み出す物語なんでしょうね。
なのに、そこにテロとかいう要素が関わってくることがまず分からん。方向性がまったく違うだろ。しかも、鬱展開とか…正直、ノリきれなかったです。
序盤は、夢を絶たれてやる気のなかった少女が、ライドバックという新たな可能性を知り、そこにのめりこんでいくという展開でした。ライバルキャラ…レース大会…など、盛り上がる要素がいくつかあり、今後の展開に期待が持てました。
しかし、いつの間にかキナ臭い雰囲気になっていて、気が付けば主人公はテロの真っ只中に巻き込まれていました。当然、普通の女の子である主人公は主義も主張も無いので、その中では完全に浮いた存在。テロ活動に参加するわけでもなく、追ってくる敵からただ逃げてるだけ。彼女の周りは慌しく動いていましたが、残念ながらこっちもそんなに盛り上がらない。
で、ラストで思い出したかのように、最初の主題に触れていましたが、結局途中までやってたことに何の意味があったのかよー分からん(汗)
普通にレースアニメにした方が面白かったのでは?と思った人は少なくないと思いますね。



主な登場人物と名言(?)

・尾形 琳 「ここが私の世界」
 天才バレリーナの母を持つ少女。自身もバレエの才能を持ちながら、怪我で断念することになります。大学で出会ったライドバック(フェーゴ)に魅せられて、どんどん引き込まれていくのですが、それは同時に過酷な運命の始まりにも繋がるのでした。ライドバック搭乗時はほぼスカート姿であるにも関わらず、なかなかその下を見せてくれないのはご愛嬌w

・上村 しょう子 「あたしだって、あんたに負けないくらいの琳のファンだったんだから」
 琳の親友であり、良き理解者。彼女が偶然テロに巻き込まれたことで、琳の存在が”ライドバック少女”として注目されることにも繋がります。

・片岡 珠代 「あんたが負けたら、あたしの下僕になってもらうわ」
 ライドバック部の部長。琳のライドバックの才能を認め、ライバルとして挑戦してきます。ただまあ、中盤以降は大した活躍の場が無く、琳のサポートを行うくらいの出番ですかね。

・岡倉 天司郎 「戦場を捨てた男の無様な未練だよ」
 ライドバック部の顧問。かつて、海外の戦場でライドバックのスペシャリストとして名を馳せたという噂がありますが、はたして…?

・内田 すずり 「私も飛びます」
 バレリーナ時代の琳に憧れていた少女。琳がライドバックに乗るようになってからは、そこにかつての輝く琳の姿を見出し、自らもライドバック部に入部します。

・キーファ 「やつらに教えてやるさ。本当のライドバックの戦い方を
 テロ組織に所属する男性。琳に自分と同じ臭いを感じ、接触してきます。



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