のうりん
2012年 全13話


評価 70点

作品解説

 のうりん Vol.1 [Blu-ray]
のうりん Vol.1 [Blu-ray]
posted with amazlet at 14.07.13
KADOKAWA メディアファクトリー (2014-04-09)
売り上げランキング: 3,954

立田茂農林高等学校、通称「のうりん」に通う畑耕作は、アイドル・草壁ゆか引退のニュースに衝撃を受けるのだが、転校生としてやってきた美少女・木下林檎こそ草壁ゆかその人であった。



農業アニメというと私は銀の匙くらいしか知りませんが、同じテーマを扱いながら向こうとは見せ方が対極にあるような作品でした。

舞台が農業高校なので当然農業ネタは豊富ですが、ノリとしては何処となくバカテスを彷彿とさせるものがあり、ハイテンションなギャグとパロディが多めです。なので、農業に興味ないからといって敬遠するのは勿体無く、バカテスの雰囲気が好きな人は間違いなく楽しめるでしょう。
まあ、過度なギャグや下ネタのせいで真面目な農業問題が際立たないというところもありますので、その辺は注意が必要です。銀の匙のようなものを想像している人にとっては、まったく異なるものが出来上がってしまっているわけですからね。

キャラクターについてですが、この作品ではWヒロイン制が取られています。
太眉、巨乳、大根足、方言…と、田舎っ娘の良さを凝縮したような農(みのり)と、都会っ娘でアイドルでクーデレな林檎。この対極にある二人が意地を張り合い、耕作との三角関係?が成立しています。まあ、なんか一瞬百合の香りが漂ったこともありますが、それは気の迷いでしょうw

そして、第三のヒロイン?であるベッキー…アラフォー独身女!この人に関しては色々とやりすぎで酷すぎますね(いいぞもっとやれ!w)。
下ネタの権化のような存在なんですが、正直アラフォー女性のエロシーンが描写されても視聴者は嬉しくないでしょう。そこんところを考慮してか、見た目だけはやたら可愛らしかったです(アラフォーなのに!w)
この作品を語る上で、このベッキーの存在は避けては通れないでしょう。のうりんと言えばベッキー。ベッキーと言えばぱにぽに(うん?)。…ともかく、アラフォーなのに可愛くて面白いベッキーが最強です!(≧▽≦)



主な登場人物と名言(?)

・畑 耕作(はた こうさく) 「さあ、農業を始めよう!」
 子供の頃から農業に携わっている少年。アイドル・草壁ゆかのファンで彼女を溺愛していますが、今の林檎に対しては扱いに困っているところも。実は結構過酷な過去を持っているのですが、普段はそれをまったく感じさせないようなバカばかりやってますね。

・木下 林檎(きのした りんご) 「ば〜っかじゃないの!?」
 以前はアイドル・草壁ゆかとして活躍していましたが、何故か突然のうりん高校に転校してきます。ただし、アイドル時代とは異なり無愛想で毒舌な面が垣間見えます。耕作のことを気にかけている素振りも見せますが、その理由は…?

・中沢 農(なかざわ みのり) 「あたしのパンツあげる」
 耕作の幼馴染。耕作に好意を持っているため、林檎とはいがみ合うこともあります。ぽっちゃり(デブ)がネタにされることが多く、それが元で妊娠騒動が起きたことも。

・過真鳥 継(かまとり けい) 「見えた瞬間からパンツはパンツで無くなるのだ」
 耕作の友人。成績優秀なんですが、耕作と付き合っているだけあってこいつもなかなかお馬鹿なところを見せることが多いです。イケメンなのに変態というのが彼の評価になるかもw

・良田 胡蝶(よしだ こちょう) 「騒がしいぞ、俗物ども!」
 畜産専攻のオッパイさんw 継に対して好意を抱いているのが丸分かりで、彼と話しているといつもしどろもどろになってます。

・戸次 菜摘(べっき なつみ) 「先生これでもアラフォーだからぁ」
 2年A組の担任教諭。彼氏無しアラフォーですw よく妄想や下ネタを披露しては生徒達をドン引きさせています。果たして彼女に幸せは訪れるのでしょうか!!



[ランキングへ戻る]

[HOME]

ブログパーツ
inserted by FC2 system