魔法科高校の劣等生
2014年 全26話


評価 75点

作品解説

 魔法科高校の劣等生 入学編 1(完全生産限定版)(Blu-ray Disc)
アニプレックス (2014-07-23)
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国立魔法大学付属第一高校に入学した達也と深雪の兄妹。成績優秀な妹・深雪は優等生として一科生へ、欠陥を抱えた兄・達也は劣等生として二科生へと振り分けられる。



タイトルに偽り有!ほんと劣等性とは名ばかり、キリトくんもビックリの俺TUEEE!でしたw

主人公は、とある事情で通常の魔法を苦手としています。そのため、パッと見の成績は悪いのですが、代わりに常人には扱えないような最高難度のとんでも魔法を使えるんですよね。しかも、頭は良いわ、体術も相当強いわで、このお兄様に死角はありません。
初めは、魔法が使えない代わりにそれ以外が完璧なキャラなのかと思っていた時期もありました。しかし、蓋を開けてみると、一番ヤバかったのは魔法の能力でしたね。お兄様にかかれば、人間を一瞬にしてチリにするなんてことも訳無いのです!

しかも、このお兄様には封印が施されていて、実は今まで本気を出していなかったというのだから、さあ大変。この衝撃は、フリーザ様が後2回変身できると知った時以来のものですw
敵を舐めプで虐殺できるお兄様が本気を出すと、冗談抜きで戦略級の魔法兵器でしたね。その破壊力たるやオーバーキルも甚だしい!世界地図を変える勢いで空間を消滅させます!

ということで、この作品は劣等生であるはずのお兄様が、様々なトラブルの中で常人離れした真の実力を小出しにしていき、その度に皆で賞賛を送る作品となっていますw
彼が何かとんでもないことをやらかしても、それは驚くべきことではありません、お兄様なら当たり前なのです!彼がやったことの原理がよく分からなくても、お兄様だからで納得すべし!とりあえず、深雪視点で彼女と一緒にさすがはお兄様です(さすおに)と褒め称えましょう。もう、この作品はそういう見方をするしか無いですよw

あと、この作品はキャラが多いですね〜。学校関係に国防陸軍関係。そして、今後は十師族関係の人々もさらに出てくることでしょう。
まあ、一応舞台が魔法科高校ということなので、メインは学校関係…特にお兄様のクラスメイトや生徒会のところかな。クラスメイトについては、お兄様同様おちこぼれ設定なんですが、明らかに優等生連中よりも遥かに強い奴が混ざっていますよね?一科生と二科生(優等生と劣等生)を分けるテストがどんなものかは知りませんが、もうちょっとやり方を見直してはどうだろうか…

この作品が肌に合わないという人もいるのは理解できます。主人公は強すぎて苦戦すること自体が無く、ライバルになれるような奴も今のところいません(一条?誰それ?笑)
ただ、何だかんだで「さすおに」を楽しめましたし、2期を期待している自分もいるので、個人的には悪くなかったかな?と。



主な登場人物と名言(?)

・司波 達也 「自分は只の…二科生です」
 ペーパーテストではトップでありながら、魔法実技の成績が悪いせいで二科生となった劣等生主人公。ただ、この人のことを誰も劣等生だなんて思わないでしょうね…。作中では紛れも無く最強キャラとして描かれ、頭脳、体術、魔法、全ての面において凄まじい活躍を見せます。魔法だけは劣等生かと思っていたのですが、ここでもとんでもない隠し玉がありましたからね…。ただ、そんな最強キャラも家の関係では色々シガラミがあるようです。高校三年間でそれを打開できるか?

・司波 深雪 「さすがはお兄様です」
 入学試験をトップの成績で合格した優等生妹。魔法の実力もさることながら、校内一の美少女としても名高く、ほんと完璧なんですよね…重度のブラコンというところ以外はw お兄様が他の女と仲良くしようものなら、氷付けは間違いなし。

・千葉 エリカ 「コネは利用するためにあるんだから」
 達也のクラスメイト。二科生ながら剣の実力はかなりのものです。横浜騒乱編では大剣を扱って敵と戦っていましたが、美少女+大剣 vs ロボットという構図は、何かロマンがありますよねw つか、この子もブラコンの疑いが…(この作品の美少女キャラはブラコンがデフォなの?)

・西城 レオンハルト 「出る幕が無かったぜ…」
 通称レオ。エリカとはよく言い争っていますが、意外と馬が合っていて良いコンビに見えます。恋愛感情は…今のところよく分かりませんね。戦闘での決め手に欠けるということから、エリカと特訓して必殺技(秘剣・薄羽蜻蛉だっけ?)を身に付けましたが、あまり活躍してないのが残念。

・柴田 美月 「何の権利があって、二人の仲を引き裂こうっていうんですか」
 癒し系巨乳少女。普段は大人しい性格ですが、たまにスイッチ入って熱くなるところがあるようです。特殊な目の持ち主であり、その人の持つオーラのようなものが見えるようです。

七草 真由美 「七草の名は伊達じゃないのよ」
 十師族・七草家の長女であり、一高の生徒会長。なんだかんだで凄い人なんですけど、達也というとんでも超人が近くにいるため、その凄さをPRするための驚き役みたいなことになっていました。ある人が達也に、七草との結婚を勧めていたりしましたが、そうなると家の関係性等が面白いことになりそうなので、密かに期待しておきます。



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