みつどもえ
2010年 全12話


評価 65点

作品解説

 みつどもえ 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
アニプレックス (2010-08-25)
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小学校を舞台にしたギャグアニメ。基本的には、某アンジャッシュのような勘違いネタが主流となっています。
例えば、みつば達のクラスでは「チクビ」という名前のハムスターを飼っているのですが、皆でチクビ可愛い〜チクビ触らせて〜とか言ってるのを通りがかった別の人間が聞いて、こいつら何やってんだ?と驚いたり。あとは、会話の中でちょっとした掛け違いが生じ、お互いが別の事柄について話しているのにずっと気付かず、誤解が解けないままでどんどん話が進んでいったり。そういうコントのような笑いが繰り広げられます。
まあ、上記のようなネタはギャグセンスも良くて、素直に楽しませてもらいました。なかなか面白かったと思いますよ。
ただ!この作品は物凄い評価分かれるでしょうね。その理由は、下品で汚いネタもあることです。なんつーか、本気で引くレベルのネタが仕込まれているんですよね〜しかも第2話に。2話なんて、多くの視聴者にとってはまだ視聴を続けるかどうか見極めの段階。その段階でこんな最低のネタを披露してくるなんて…よっぽど強気なのか、何も考えてない馬鹿なのかよく分かんないですねぇ。
あと、この作品の魅力として挙げておくところはキャラかな?まあ、客観的に見てメイン三姉妹は可愛らしく、それぞれ個性的に描かれていたと思うのですが…個人的に一人、生理的に受け付けられない奴がいたんですよね。周りの空気なんてお構い無し、その傍迷惑っぷりは天然という言葉では最早カバー出来ないウザさで、毎回余計なことをして問題を起こしちゃう次女…自分、こういうキャラは苦手なので、ふたばメインの話は見ていてちょっと辛かったかもしれません(逆に、みつばとひとはは結構好きw)
総評としては、結構面白いことをやっているのに、その良さを潰してしまうだけの爆弾も抱えている問題作…ということでファイナルアンサーかな?製作の決定している2期では、もう少し上手いことやってほしいものです。



主な登場人物と名言(?)

・丸井 みつば 「この童貞!」
 丸井家長女。高飛車で口が悪い普段の大柄な態度とは裏腹に、実のところ姉妹のことを一番気にかけてるという根は優しい子。いわゆるツンデレですね。また、皆の前ではイケてる女を装ってますが、その実はイラスト付きのパンツをこよなく愛す子供っぽいところもあります。どうも、十二子(干支)全ての柄パンツをコレクトしているらしい?(笑) よく、しょーもない見得を張っては、何かと痛い目に会うことが多いキャラです。

・丸井 ふたば 「とてちてとてちて」
 丸井家次女。無駄に元気で動き回る暴走機関車。天然であり、本人にはまったくその気は無いと思うのですが、何か問題を起こしては周りの人が巻き込まれて迷惑を被ってます。また、おっぱいに関しては並々ならぬ情熱と探究心を持っており、彼女のおっぱいスカウターはバストサイズを小数点第2位まで見極められるほど。そして、絵を描くことも得意であり、彼女の描いたおっぱい画はまさに職人技と称えられていますw

・丸井 ひとは 「ムッフー」
 丸井家三女。無口で根暗な性格であり、まるでホラーのような演出で登場することもしばしば。そういうこともあって、クラスメイトともあまり打ち解けてはいない様子ですが、何故か担任の矢部っちとは仲良し(?)。嫌なことがあったり落ち込んだりしている時などは、よく矢部っちの机の下に潜り込んでいます。また、彼のアパートの合鍵を持っていて、休日は出入りしているなんてこともあったり…(何かもう、付き合ってもおかしくないんじゃね?)

・矢部 智 「弄ばないでよ〜」
 三つ子のクラスの担任。基本的に頼りがいがなく、情けない部類の人種なので、いつも三つ子に振り回されています。また、全身から滲み出る童貞臭(笑)が半端なく、作中ではチェリーTシャツなんてのも着てたりしました。そんな彼の声優はもちろん(?)下野紘さん…そのヘタレっぷりの演技は上質ですねw


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