緑山高校 甲子園編
1990年 全10話


評価 65点

作品解説

緑山高校 甲子園編 DVD-BOX
エイベックス・マーケティング
発売日:2006-12-06

全員一年生の新設校、緑山高校野球部は何の間違いか地区予選で優勝し、甲子園へのキップを手にしてしまったのです。


力強え…この一言に尽きます。
この作品はスポーツ…しかも、高校球児にとっては青春の全てである甲子園ものなのですが、熱い友情も、血を吐くような特訓も、勝利の果ての涙もありません。あるのは常識を超えたパワフルさのみ!
果たしてこんな作品が許されるのか…?答えは許されるです(笑)
私はこういう馬鹿なのは結構好きです。ちゃんとこういうコンセプトで行こうという下で作られた作品なら、どれだけ暴走しようが、無謀なところがあろうが全然OKですね。そう、やるならとことんです。演出が中途半端だったら完全な駄作なんですが、こんな力強さを見せられちゃあ脱帽ですよ。
つーわけで、これ以上真面目にコメントするのも馬鹿らしい作品です。中身なんてほとんど無いようなもんですからね(笑)
これは、ただ何も考えず見て楽しむ!単純明快な作品です。



主な登場人物と名言(?)

二階堂定春 「私の球は打てん!観念しなさい」
 人間離れしたスピードの球を投げるピッチャー。彼が球を投げる時、まるでシャイニングフィンガーの如く、俺のこの手が光って唸ります(笑)。ゆきのん並みの目立ちたがりで、毎回のように連続27奪三振を狙い、いつもそれに近いところまではいってしまう怪物。しかし、一度打たれて記録が途切れると途端にやる気を失ってしまいます。まあ、点を取られるのは大体そのパターンからですな。ちなみに打つほうも半端なく、三振か特大ホームランかの二択という豪快さ。緑山は、ほとんどこいつ一人の活躍で勝ち上がってきたといえます。そのせいか、性格のほうは天上天下唯我独尊。自分勝手な行動にいつもチームメイトは困らされています。

花岡祐平 「お前一人で野球やってるんじゃないんだぞ」
 一応キャプテンですが、それは自分がいない間に勝手に決められていたという理由からです。しかし、このチームの中では一番まともでしっかりしているようなので、案外向いているように思えますね。ここ一番というときは意外に頼りになる男です。そして、打順はというと一応4番なんですが、それも実力などではなく、ジャンケンで勝って打順を決めたからです。まあ、このチームはこういう適当な感じなんですよね。基本的に彼らはみんな馬鹿ですから(笑)。

犬島雅美 「伊達や酔狂で、野球やってんじゃねえぜ!」
 こいつは一番熱い男です。二階堂の剛球をキャッチしているため、手がえらいことになっちゃいますが、それでも出場し続けてキャッチャーをつとめています。なぜなら、彼の剛球を受けられる人物が他にいないからなんです。血を噴出しながら、絶叫を上げてキャッチングする彼の姿はある意味凄ぇぜ…。つっても、結局こいつも自分が目立つことしか考えてないんですけどね。

その他のチームメイト
 はっきり言ってオマケです。その他大勢です。よって省略(笑)



[ランキングへ戻る]

[HOME]

ブログパーツ
inserted by FC2 system