まよチキ!
2011年 全13話


評価 60点

作品解説

 まよチキ!Vol.1【初回限定版】 [Blu-ray]
キングレコード (2011-09-21)
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女性に触れると拒絶反応を引き起こしてしまう少年・坂町近次郎は、ある日ふとしたアクシデントからクラスメイトの近衛スバルが女であるという秘密を知ってしまうのだった。


ふ〜む…ハーレムアニメとしては普通の出来だと思います。この作品のここが凄い!というようなところも特に無く、かといってここがダメすぎる…なんて部分もそんなに見受けられない。ハーレムアニメらしく、女性キャラの可愛らしさとちょっぴりエッチな部分を売りにしていました。
まあ、主人公が女性恐怖症(女性に触れると鼻血を出す)ということで自分からアプローチをするというのは少なく、ラッキースケベなイベントや、お嬢様にいじられる受け身の立場が多かったかなぁという印象ですね。ほんと、主人公はおいしい奴だよw
あとは、メインヒロインが基本男装をしているので、普段の凛々しい姿と時折見せる乙女の部分のギャップを楽しむことが出来たのは良かったと思います。ハーレムアニメって、メインヒロインが無難なタイプになりがちなので、サブヒロインにもっと魅力的なキャラがいたりすることもよくあるのですが、この作品に限っていえば個人的にはメインヒロインが一番好きでしたね。(次点でお嬢様w)
その他も女性キャラについてはまあまあだと思いますが、唯一暴力推しの妹だけは微妙かな。まあ、本人スキンスップのつもりなのかもしれませんが、やられてる方がそれで女性恐怖症が悪化してるんだからアウトでしょ。そのせいか、どれだけ可愛いところを見せられても、いまいち好きにはなれなかったですね。
ちなみに、タイトルの「まよチキ」ですが、「迷える執事とチキンな俺と」の略らしいですね。12話のサブタイトルがそれだったので、この時初めて何の略なのかを知りましたw



主な登場人物と名言(?)

・坂町 近次郎 「何でも俺が受け止めてやる!」
 主人公。5歳の頃から母親によるスパルタ教育で虐げられたために女性恐怖症になり、女性の肌が自分の肌に触れると鼻血を噴出して気絶してしまうという体質になってしまうのでした。そのため、学園生活では女子を避けていましたが、ホモ疑惑を持たれることもしばしば…特にスバルと仲良くなってからは、二人のBL関係がよく噂されていますw

・近衛 スバル 「また、泣いちゃうんだからな」
 奏に仕える執事。文武両道の美少年で、女性徒の間では多数のファンクラブまで存在していますが、実は女性。「3年間、誰にも女性だと気づかれないようにすれば、今後も奏の執事として雇う」という条件を飲んで、男装して浪嵐学園に通っています。しかし、ひょんなことから近次郎に正体がバレてしまい…

・涼月 奏 「戦争をはじめましょう」
 学園理事長の一人娘でありスバルの主。見た目は淑やかな令嬢という感じですが、実際は悪戯好きでかなりのS。近次郎のことをからかうのが好きであり、彼に迫ったり弄ったりして楽しんでいます。なかなか本心を見せないところがありますが、近次郎に対しては好意を持っている…?

・坂町 紅羽 「今朝のあたしはどうだったー?」
 近次郎の妹。兄のことが大好きですが、その愛情表現が母親から受け継いだ物理的ダメージ(プロレス技)で表現されるため、近次郎も手を焼いています。かなりの強さらしく、熊を倒すほどの実力があるらしい?

・宇佐美 マサムネ 「アタシと付き合いなさい」
 定番のツインテールツンデレ。S4(Shooting Star Subaru Sama)というスバルファンクラブに所属しています。近次郎との交流を通してスバルが変わっていったことに気づき、その理由を知るために近次郎に接触します。

鳴海 ナクル 「メガネが吹っ飛んだことから始まるラブストーリー」
 「スバル様を温かい眼差しで見守る会」の会長。まあ、いわゆる腐女子であり、近次郎とスバルのBL妄想でハァハァしてますw また、メガネをこよなく愛しており、そこにはかなりの思い入れがあるようですね。



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