マギ The kingdom of magic(第2期)
2013年 全25話


評価 75点

作品解説



マギ第2期。
前半は特に何も思わず、正直なところ前期を見ていた惰性で視聴していたのですが、2クール目でマグノシュタットの話が深まってきた頃から少しずつのめり込むようになり、後半で戦争が始まった辺りからは毎回楽しみになったように思います。
戦争が始まってからはシリアス一辺倒ですっかりギャグは身を潜めましたが、そんなことはあまり気にならないくらい引き込まれていきましたね。

今作のメインキャラの1人でもあるティトス。彼の抱える苦悩は痛いほど伝わってきましたし、そんな彼を犠牲を厭わず救おうとするモガメット学長はなんてかっこいい大人なんだと思いました。
ただ、モガメットの場合は愛情が凄まじく歪んでおり、素直に善人と呼べないところもあって…まあ、そこがいい味出してたんですけどね。魔導師は全員救ってみせるけど、その他の人間なんてわしゃ知らん…みたいなw 彼のこの思想が戦火をさらに悪い方へと拡大していくことになるのですが…

それで、物語はマグノシュタットとレームの戦争へと話が移っていくわけですが、そこで大きな盛り上がりを見せましたね。レームからはファナリス兵団なんてとんでも連中が出てきて、モルさん1人であの強さなのに兵団って一体何?って感じでワクワクしました。
それに対抗するため、アラジン覚醒したり、アリババ登場したり(前半でアラジンと一時的に別れていた)でもう大変。さらに、そこに煌帝国やシンドリアも絡んでくるんですから盛り上がらないわけがない!金属器使いたちが一斉に集結し、それぞれが魔装化しての極大魔法ぶっぱとかもうお祭り状態だわ。

ただ、金属器使いたちが集結する中、1人戦いに参戦しなかった白龍くん。なんだか不穏な方向へ向かっている気がしますが、この後どうなっていくんでしょうね?(こうなると、とことんまで闇堕ちしてほしいようにも思いますが…)

ということで、今回は素直に面白かったと思います…後半からはw 国同士の総力戦とか始まると、やっぱ盛り上がるわ〜。そこへ持っていくための人間同士の感情の見せ方とかも良かったですし。
また、アラジンのマギとしての目的も一部見えてきましたね。話がエライ方向へと飛んじゃった感もありますが、ここからどういう展開になるかは期待していきたいです。



主な登場人物と名言(?)
1期・レビューにて紹介



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