マギ
2012年 全25話


評価 65点

作品解説

 マギ 1(完全生産限定版) [Blu-ray]
アニプレックス (2013-01-30)
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古代王朝の遺跡群「迷宮(ダンジョン)」には、不思議な力を持つ魔法アイテムや、たくさんの金銀財宝が眠っているという。オアシス都市で働く少年・アリババは、不思議な力を持った少年・アラジンと出会い、一緒に難攻不落の迷宮を目指すことになるのだった。


最近少なくなってきたので、久しぶりに見た王道ファンタジーです。アラビアンナイトをモチーフとした中世的な雰囲気の世界観を舞台に、ダンジョン攻略や色々な国への冒険等、心湧き踊る設定が用意されていました。また、キャラクターも魅力的であり、良い素材が使われていました。
キャラでいうと、モルさん良かったですね…。あの肉感的なムチムチおみ足から放たれる蹴り技は美しい。願わくば、あのおみ足で三角締めされて昇天したいものですwww アラジン、アリババ二人の主人公については、まだまだ成長段階といった感じですね。既に2期も決定しているらしいので、そちらでがさらなる成長を見せてくれるでしょう。シンドバットは…最強感がヤバイ。お供の人達も相当の使い手だし、なんかアリババ達とはレベルそのものが違うって感じですね(汗)。まあ、アリババ達はアリババ達で徐々に強くなっていけばいいと思いますが、既に最強のシンドバットに限っては、また別枠でその最強っぷりを披露するイベントを用意してあげればいい感じだと思います。
それで内容で気になったのが、少々テンポが悪い部分があったところかな?バルバット編ですけど、話自体は決して悪くなく盛り上がるところあったのですが、尺自体が長引いたせいでこれまでの冒険ファンタジーという流れが停滞し、尚且つ政治や陰謀系の話が中心になってしまったことで爽快感が損なわれ、ちょっとグダグダしたところを感じてしまいました。
あとは、原作改変で叩かれているところもあるようですね。まあ、私は原作知らないのでそこのところはスルーしておきます。
最初にも言いましたが、素材はいい作品だと思います。あとは調理の仕方さえ大きく間違わなければ、妙な結果にはならないと思うのですが…1期は原作知ってる人の意見を聞く限りでは、その調理の仕方でコケたのかな?まあ、個人的には2期も期待しています。



主な登場人物と名言(?)

・アラジン 「僕の友達になってよ」
 マギと呼ばれる謎の少年。巨大なジン「ウーゴくん」が宿る笛を持ち、自身も魔力を秘めています。見た目は完全に無垢なお子様なんですが、実際は胸の大きい美人なお姉さんに目が無く、この歳で既にエロオヤジの片鱗を見せていますw

・アリババ 「見てるだけで後悔するのは嫌だ!」
 スラム出身の少年。莫大な財宝を手にするために迷宮攻略を計画していたところ、アラジンと出会います。初めは彼のジンの力を利用してクリアしようと調子の良い感じに見受けられましたが、実際は心優しく、自分が正しいと思ったことをやり通す強さも持っています。

・モルジアナ 「人間を鎖で繋ぐなんて、誰が思いついたのかしら」
 戦闘民族「ファナリス」出身の少女。人間離れした身体能力を持ち、単純な戦闘能力ならアリババ達男性陣をも上回っています。長い間奴隷として扱われていたせいで感情を表すのが苦手ですが、アリババ達との出会いによって徐々に失ったものを取り戻して生きます。

・シンドバッド 「そのために俺は国を作ったのだから」
 シンドリアの国王。七つの海と迷宮を制覇し、七海の覇王と呼ばれています。国民や部下達からの信頼が厚く、女性からはモテモテ…。既に存在がチート級であり、この人が最前線に出てきたら事はすぐに終わっちゃいそうです。まあ、アラジンとアリババの成長のためには、この人はあまり出しゃばらない方がいいんでしょうけど。

・カシム 「誰にでも王になる資格があるはずだ」
 アリババの幼馴染。スラムの義賊「霧の団」の幹部であり、バルバッド王族に対して反旗を翻します。その境遇の差から、アリババに対しては昔から劣等感を抱いていました。

・ジュダル 「俺は力が余って余ってしょうがないんだよ」
 アラジンと同じくマギの一人。黒いルフを操り、アラジン達の前に敵として現れます。その目的はまだ不明。



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