増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和
第1期 2005年 全12話
第2期 2006年 全12話


評価 75点

作品解説

ギャグマンガ日和 上巻
バンダイビジュアル
発売日:2005-07-22

萌えとかストーリー性とか余分なものを一切取り払った、混り気無しの純粋ギャグアニメ。今のご時世、こういうタイプの本格派(?)ギャグアニメはあまり見なくなったので、ある意味貴重な存在ではないでしょうか?
話は基本的に1話完結で、毎回色々なシチュエーション、様々なキャラクターを登場させてのなかなかにシュールなストーリーが展開されていきます。1話5分という短い時間を最大限に利用した、小気味のいいギャグがテンポよく炸裂してました。それは、時々自分の笑いのツボをピンポイントで直撃してくるところがあり、そのシーンでは思わずブッと吹き出してしまいましたね。
気が付けば、このコアな世界観にすっかり取り込まれていた…かも?(笑)
また、作画などは一見手抜きのようにも見えるものですが、そのてきと〜なのがいい!原作の独特な雰囲気そのままに、この作品の味を損なうことなく上手く表現されています。
まあギャグアニメの評価は、自分の笑いのツボに合うかどうか?っていうところにかなり左右されると思うので、万人に受け入れられるかどうかは分かりませんが、この作品のブラックジョークがばっちりハマった人にはかなりくるものがあると思います。



主な登場人物と名言(?)

・聖徳太子 「超必殺、飛鳥文化アタック!」
 何故かこの作品は、歴史上の人物が多数独自のアレンジを加えられて登場します。その中でも筆頭がこの聖徳太子(ノーパン)です。いや…別にノーパンでもいいんですけどね(汗)。とりあえず、これまで自分の中に思い描いていた聖徳太子像が、一気に覆されるようなアホ太子に仕上がってマス。

・小野妹子 「死んでください太子」
 皆さんご存知の有名遣隋使。ただし、この作品では聖徳太子に対する突っ込み役として、彼のアホに付き合ってあげてるナイスなキャラとなっています。太子とのコンビはなかなかいい感じでしたよ。

・松尾芭蕉 「松尾芭しょんぼり」
 ヘタレ俳人芭蕉さん。弟子の曽良君にいじめられながら、俳句作りの旅(まともに作ってねーけど)を続けています。ちなみに、彼の家である芭蕉庵は曽良曰く、異臭がするそーです。どんなにほひなんだろ?気になりマス…w

・曽良 「この、ヘタが!!」
 芭蕉の弟子(ただし、芭蕉のことをまったく敬っていません)。こいつの場合、芭蕉に対する突っ込み役というよりは、ほとんど彼をいじめてるだけって感じですね。毒を吐いては芭蕉をヘコませており、こいつは間違いなくドSだな!

・うさみちゃん 「最近事件が無くてつまんないわ〜」
 どうぶつ小学校4年1組の名探偵。好きな物は馬肉、嫌いな物は犯罪者、好きでも嫌いでもない物は消しゴム…(?)。推理をする時は、獲物を狙う肉食獣のように怖い目付きになります。いやん、怖いようさみちゃん。

・くま吉君 「変態じゃないよ。仮に変態だとしても、変態という名の紳士だよ」
 うさみちゃんの同級生の変態グマ。毎回変態行為を行っては、自分でボロを出してうさみちゃんに通報され、警察に捕まってました(けど、すぐに釈放されてるのか、何故かいつも学校にいるんですよね)



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