君に届け
2009年 全25話


評価 85点

作品解説

 君に届け 1ST&2ND SEASON BD-BOX 【完全初回限定生産】 [Blu-ray]
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見た目が暗く、クラスに馴染めないでいる「サダコ」こと黒沼爽子は、クラスメイトの風早達に後押しされながら徐々に自分の殻を破っていく。


これは良いニヤニヤアニメだ!マジでいつの間にか顔がニヤけてしまっているので、絶対にこのアニメを視聴している姿を他人に見られたくないですなw
なんでしょう…メインキャラ二人が徐々に恋を意識していく初々しい様子が細やかに描かれており、見ていたら最高に気恥ずかしくなってしまいます。しかも、男側は相当ハイレベルのイケメン(ルックスだけではなく、全ての面において)。もうやること成すこと全てがありえないくらいに爽やかであり、ふいに見せる初々しさも可愛い。こんな男がいたら惚れる…というより悶死するわ!笑。女性視点から見れば、こういうのも“萌え”なんでしょうかね?
逆に、主人公の少女の方は爽やかとは程遠い設定であり、虐め…では無いけどクラスの中で孤立していて暗くなりそうな要素もあります。実際、親しくなった人とすれ違っていく欝展開のシナリオもありました。
だけど、この作品の後味はとっても清々しいものなんです。それは、爽子がどんな時でも他人を恨まないピュアな心の持ち主であり、また彼女の周りにいる者達もとってもいい子ばかりで、最終的にドロドロしたものが残らないというのが大きいでしょう。
あと、この作品の作画は淡いタッチになっていて、映像的な面も爽やかさを引き立てる演出の一部を担っていたと思います。作品全体から溢れ出る空気がとても心地よく、いつまででも堪能したい気持ちになりました。
ARIAフルバハチクロ…この辺りの作品が肌に合う人ならばきっと気に入ると思います。2期も決定しているので楽しみだなぁ〜。



主な登場人物と名言(?)

・黒沼 爽子(くろぬま さわこ) 「涙って、嬉しい時に出るんだなぁ」
 通称サダコ。見た目は超陰気ですが、物事をポジティブに捉えて感動しやすいという純粋で天然な子。一々ピュアな発言をしてくれるから、その度にキュンときちゃいますよ。唯一話しかけるクラスメイト・風早の言葉がきっかけとなり、徐々にクラスメイト達とも距離を近づけていきます。風早に対して抱いている感情は憧れ?それとも恋?その辺、自分でもはっきりとは分かっていないみたいです。

・風早 翔太 「俺、期待しちゃってもいいんだよね?」
 この作品の爽やか担当。もう風早という単語を爽やかの代名詞にしたいくらいですw 誰でも分け隔てなく接することから、クラスの中心人物であり人気者。爽子に対しても、距離を置くことなく普通に接しています。実は、爽子の魅力に気付いた一番最初の人物であり、ずっと以前から彼女のことが気になっていたようです。

・吉田 千鶴 「友達ってねえ、気付いたらもうなってんの」
 腕っ節が強く、ある意味男前な性格の女子。初めは爽子に苦手意識を持っていましたが、内面を知るうちに段々仲良くなっていきます。爽子も恋愛沙汰には鈍感ですが、この子も大概鈍感なんですよね。龍が不憫だわ…w

・矢野 あやね 「大人への階段は、自分から一歩一歩上っていくものよ」
 千鶴の友人。爽子・千鶴とは違って恋愛経験が豊富なようで、彼女らが気付いていないようなこと(恋愛絡みで)をいち早くに察知します。ということで、爽子に対して色々アドバイスを送ったりしてました。CV沢城さんの演技が光るキャラですね。

・真田 龍 「気付いたら…もうずっと特別だったよ」
 千鶴の幼馴染・風早の親友で、無口無愛想な野球少年(丸刈りです)。こいつも存在自体がイケメンでしたね。ちなみに、こいつの兄ちゃんは龍や風早を超えるくらいのイケメン。もはやイケメンのバーゲンセールだなw

・胡桃沢 梅(くるみざわ うめ) 「ライバルでしょ」
 自他共に認める美少女。男子に非常に人気があり、爽子曰くフランス人形とのこと。誰にでも愛想よく振舞っていますが、実はかなり計算高いところがあります。特に風早絡みとなると、どんな手を使ってでも彼の気を惹こうと企てています。



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