キディ・ガーランド
2009年 全24話


評価 45点

作品解説

 キディ・ガーランド 第1巻 限定版 [DVD]
角川書店 (2010-02-05)
売り上げランキング: 19643

ESメンバー見習いのペア、アスクールとク・フィーユは、ウェイトレスの仕事をしながら正式なESメンバーを目指すのだった。


キディ・グレイドという一昔前の人気作品の続編ということで最後まで視聴したのですが、あまり面白味を見出せませんでしたね。何処が悪いとかいうレベルではなく、全体的にいまいち。敢えて良かった点を挙げるとするなら…アイキャッチかな?ある意味、無謀なチャレンジをしていてここだけは笑えましたw
とりあえず、話の構成は前半がギャグで後半がシリアスという体系になっています。ただ、ギャグが寒すぎるので前半で脱落する人が多いでしょうね。こういう作品でニコ動ネタとかは止めてくれ。途端に作品が低レベルに感じられます。
後半はシリアスな展開がメインとなりますが、なんだろうな…これも普通に面白くない(汗)。しかも、シリアスの合い間にもギャグ話があるものだからノリにくい。終盤まで来ると多少は持ち直した感もありますが、最早遅すぎですね。
あと気になった点はOP映像。本編中の使い回し映像が流れており、まだ未完成?いつになったら完成するのかな〜?と思っていたら…結局完成しませんでした。むしろ、これが完成系なのか?そうなら驚きですが…(DVD版はどうなんでしょ?)
まあ、前作を知っている人ならば、共通のキャラの登場に思わずニヤリと出来る部分もあるのですが、そもそもあちらが好きなファンならばこの出来の悪さに耐えられないでしょうね。以前のレベルを期待していた人にとってこれは厳しすぎますよ。裏切られた!という想いから、必要以上のマイナス評価を付けたいという心情はよく分かります。
ちなみに、私は前作信者ではありません(むしろ、前作もそれほど好きではない)。ですから、このシリーズに対して個人的な心情は特に持っていませんので、そこからくる過剰マイナスは無いと思います。つまり、あくまでこの点数は実力値ということなのであしからず…w



主な登場人物と名言(?)

・アスクール 「ぽっきゅーん」
 Cクラスの見習いESメンバー。どうもこの主人公…最初に見た時からアホっぽくてあまり好きになれませんでした。まず、口癖からして気にくわない。「ぽっきゅ〜ん」てなんじゃいそれ?ディアが言うならまだ分かりますが、いい歳してその口癖は無いでしょw 能力は瞬間移動。自身だけでなく、物体も移動させることが出来ます。

・ク・フィーユ 「パートナーですから」
 アスクールのパートナーであり、同じくCクラスの見習いESメンバー。落ち着いた感じの優等生ですが、お化けが苦手だったり萌えアイテムに我を忘れたりと可愛らしい面もあります。またアスクール曰く、ツンデレさんでもあるらしいです。能力は予知。また、一度でも見たものや聞いた事は嫌でも頭に入るようです。

・ディア 「ディアが皆の未来を守るもん!」
 アスクールとク・フィーユが預かることになった、ESメンバー見習いの見習い少女(幼女)。相手とキスすることで能力が発動します。まあ、幼女なので百合とかそういう印象はあまりなかったのですが、もうチュッチュしてて何アニメだ?って感じですねw

・タマ 「みゅーん」
 変形能力を持つジェネティック・ビースト。今更かもしれませんが、若本さん仕事を選びましょうw ちなみに名前の由来は… T.A.M.A - Trial-type of Assenble-system & Multipurpose Automata 〜公式より〜

・イヴェール 「あなたがこんな風にしたんでしょ」
 ESメンバーを取り仕切るGTO局長。いつも毅然とした立ち振る舞いですが、実はゾマとイケナイ関係であり、隙あらば局長室でエロイことをしてるっぽいですw

・ゾマ 「スキンシップは互いの相性を高めるそうですよ」
 イヴェール局長の秘書を務める少年。こいつの存在は誰かさんを思い出させるなと思っていたら、案の定…。

・ガクトエル 「傷付けることで愛はより深くなる」
 Gソサエティの総帥。多くの能力者の部下達を使い、GTOの壊滅と世界の征服を目論んでいます。時間に干渉する特殊能力の持ち主であり、Gクラス能力者を簡単に倒すほどの実力の持ち主です。



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