けいおん!
2009年 全12話+1話


評価 60点

作品解説


私立桜が丘高校に入学した平沢唯は、「軽い音楽だから簡単だろう」という思い込みから、まったく未経験の軽音部に入部届けを出してしまうのだった。


バンドアニメ…という名目ですが、音楽活動の描写よりもゆるい日常描写の方がメインとなっています。
作品の主題絡みで「歌」には力を入れているものの、その他は至って平凡である只の萌えアニメ。別にこれ見て、バンドやろうとかいう人もいないでしょうしね(作中のキャラが扱う楽器が一部話題になってましたが、あくまでグッズ的な意味合いだろうし…)
内容ですが、1クールという短い期間の中に合宿ネタ・文化祭ネタが二回もあるとこなんか、ネタが無いのかなぁ?と感じてしまいました。で、たまにちょいシリアスな青春ストーリー的な展開もありましたが、何処か安っぽさも感じられるものであって微妙。音楽活動も適当にやってる印象しかなく、プラス評価の付けようがありませんでした。
それに対して、萌えの方は力の入れようが違ってました。こいつに萌えろ!…みたいなキャラが一人用意されていたので、それに身を委ねてしまえば多くの人は萌えられるでしょう。ということで、話の展開や音楽活動の経過なんかはあまり期待せずに、キャラ萌え作品として見るのが正しい見方でしょうね。2期決定していますが、そちらはどうなる?
まあ、CDは売れててオリコン何位とかにも入ったので、商業的にはまたまた大成功を収めています。京アニさんはほんと商売上手ですよ。どご(ん)ぞの大手アニメ会社にもこれくらい視聴者のツボを付く経営手腕があれば、上場廃止も無かったろうに…www



主な登場人物と名言(?)

・平沢 唯 「あたし、この部に入部します!」
 ギター&ボーカル担当。とにかくゆる〜い性格の天然ドジっ子で、楽器も弾けないのに軽い気持ちで軽音部に入部してしまいます。音楽初心者ですが絶対音感のようなものを持っていて、専門的な知識無しでもなんとなく上手くなっていきます。ただ、個人的にこのキャラあまり好きではないんですよね。人生ゆる〜く適当に生きてるのに、なんだかんだでいいとこ持っていってるような印象があるから。

・秋山 澪 「つーん」
 ベース&ボーカル担当。クールな印象に見えますが、内面は怖がりで寂しがり屋の恥ずかしがり屋な萌え萌え〜キュン!w 黒髪ロングの美少女であり、律曰く「澪ほどメイド服姿が似合う奴はいない」とのことです(実際、超似合うw)。序盤は“澪尽し編”と言っちゃっていいほど、キャラ的に優遇された立ち位置でしたね。レコチョク調査による、結婚したいアニメキャラランキング2009の「花嫁にしたいキャラ」部門で1位を獲得したらしいです。

・田井中 律 「あの時の約束は嘘だったのか!?」
 ドラム担当で軽音部の部長。大雑把な性格であり、指でちまちまするような細かい楽器が苦手らしいです。澪とは小さいころからの幼馴染で、よく彼女をからかっては怒られていますが、澪が他の子と仲良くしている時は嫉妬したりも…。

・琴吹 紬 「ゲル状がいいの…」
 キーボード担当。太眉毛が特徴であり、作中でネタにされたこともありました(彼女の眉毛は実は沢庵だとwww)。実家がお金持ちということから、合宿の時は彼女の家の別荘に行くのが恒例となっています。で、実家系列の楽器店でお金をまけてもらうことも恒例…(汗)

・山中 さわ子 「先生の時はおしとやかキャラでいくって決めてたのに」
 軽音部の顧問。学生時代は自分も軽音楽部に所属し、なかなかファンキーな格好をしていました。趣味は自作のコスプレ衣装を部員に着せること…まさにグッジョブとしか言いようがありませんw

・中野 梓 「こんなんじゃダメですー!」
 唯達より一つ年下の新入部員でギター担当。小さい頃からギターをやっているため、技術的には高いレベルにあります。根が真面目なため、練習をあまりせずにゆるゆるの雰囲気にある軽音部に対して憤りを覚えることも…



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