カンピオーネ!〜まつろわぬ神々と神殺しの魔王〜
2012年 全13話


評価 55点

作品解説

 カンピオーネ! ~まつろわぬ神々と神殺しの魔王~ 1 (初回生産限定版) [Blu-ray]
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草薙護堂は祖父の使いとして、不思議な石板「プロメテウス秘笈」を届けにイタリア・サルデーニャ島へと訪れた。そこに真紅のドレスの美少女・エリカ・ブランデッリが現れる。


よくあるハーレムとよくある中二バトルを掛け合わせたもの…それがこの作品の全てかな?
まあ、中二なら中二でもいいのですが、バトルに燃え要素はほとんど感じられず、ラノベ特有の説明台詞が戦闘中に多くて爽快感も感じられないのが痛いです。
また、ストーリーもさほど面白くはなく、展開には何か唐突感が否めません。特に1話から2話とかまったく付いていけませんでした。後から知ったのですが、アニメ1話が原作3巻、アニメ2話が原作1巻の内容で、原作3巻がいわゆる前日譚的な内容のためそちらから放送したようですね。ただし、個人的にはこの構成が逆に繋がりの違和感を覚えることになりました。前日譚として完成されているものが本筋の流れの中に入ってしまうと、どうもおかしく見えますね(しかも、この1話だけで小説1冊分の内容を終わらせているという詰め詰め)
褒められるところは、無駄に気合の入ったナレーション(笑)…あとはエロですね。丸出しとかは無いんですが、主人公とヒロインの絡みがエロイ!この作品はなんでこんなにディープキスが多いんだ?下手にポロリとかある作品よりずっとエロスを感じますw
以上、めちゃめちゃ悪いってわけでは無いんですけど、とにかく魅力が少ない!肝心のヒロイン連中も単なるハーレム要員って感じでそれほど魅力を感じなかったし、2期があっても多分見ないだろうな…(汗)



主な登場人物と名言(?)

・草薙 護堂(くさなぎ ごどう) 「一応俺、神殺しなんだ」
 女殺し神殺しの主人公。軍神ウルスラグナとの戦いの結果、権能を奪いカンピオーネとなります。まあしかし、ここまでいい思いをしている主人公も珍しいなぁ…。ハーレム作るだけならいくらでもいますけど、ヒロイン全員と作中で濃厚なチュッチュしているわけですからw しかも、曲がりなりにもそれが認められるような環境になっているわけですからねぇ…俺もカンピオーネになりたい!www

・エリカ・ブランデッリ 「さあ、決闘の時間よ」
 ミラノの魔術結社《赤銅黒十字》に所属する魔術師。護堂の愛人であり騎士であることを公言しています。多分、それなりに強いとは思うんですけど、作品の性質上敵が神クラスの奴らばかりなので、騎士として役に立っているかどうかは微妙かな?w まあ、護堂のことを理解し、サポートするいい女ですよ。

・万里谷 祐理(まりや ゆり) 「なんだか今日は、草薙さんとたくさんの初めてをしてしまいましたね」
 霊視と治癒の能力を持つ媛巫女。護堂の女性関係に対してだらしがないと苦言をもらしていましたが、後に自らもその女性関係の中に加わることになりますw

・リリアナ・クラニチャール 「あの女に劣るといわれるのは最大の屈辱!」
 《赤銅黒十字》のライバル組織《青銅黒十字》に所属する魔術師。元々エリカとはライバル関係にありましたが、護堂の騎士の座を巡ってもライバル関係となります。

・清秋院 恵那(せいしゅういん えな) 「日本の王様には日本の愛人が相応しいでしょ」
 宝剣・天叢雲劍を操る日本最強の媛巫女。日本初のカンピオーネである護堂の周りにイタリア人のエリカやリリアナがいることが気に入らないようで、護堂の下へとやってきます。

・アテナ 「また、相見えようぞ。童の神殺しよ」
 ギリシア神話の女神。ロリっ子な容姿をしていますが、本来の力を取り戻した時には姿も変化します。



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