K
2012年 全13話


評価 50点

作品解説

 K vol.1 [Blu-ray]
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キングレコード (2012-11-07)
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葦中学園高校へ通う伊佐那社は、赤いオーラを放つ男たちに突如襲撃されて絶体絶命の危機に陥る。その危機を救ったのは、第七王権者「無色の王」の臣下・夜刀神狗朗であった。しかし、狗朗は突然社に刃を突きつける。


オサレ中二病能力者バトル。多数のキャラと勢力が入り乱れ、胸熱の展開とバトルが繰り広げられる…ことはなく、なんだかよく分からないアニメでした(汗)
正直、1クールアニメにしては登場人物が多く、それぞれの勢力・キャラクターを描ききれていません。色々なところに焦点が当たっているのですが、そのせいで全てがとっ散らかっているんですよね。イマイチ何がやりたかったのか分かりませんでした。
主人公は無実の罪?を着せられ、己の無罪を証明するために行動します。そんな中、赤の王・青の王それぞれのチームの抗争が激化していく…という感じで話が進んでいくのですが、この二つの話の絡みが弱いんですよね。基本、主人公達は主人公達3人だけで話進めていきますし、赤の王・青の王は主人公そっちのけで盛り上がってますし…なんだかチグハグした部分だけが目に付きました。
で、これは後から知ったのですが、この作品の脚本は7人の小説家からなる覆面ラノベ作家集団「GoRA」とのこと…ある意味、納得ですね。一人の人間がこんなとっ散らかった話を書くことは逆に難しいですよ。作家それぞれが書きたいことを好きなように書いて、最後一つにまとめたらこんなんなっちゃいましたと言われれば納得です。それぞれの話が自己主張しすぎた結果、ほんとまとまりが無く、主題がよく分からなくなっているんですよね。
ただ、作画だけは本当にイイ。そして、ちょっとホモ臭がする。まあ、この2点さえ押さえておけば、とある層からの食いつきは良いかもしれませんw
ちなみに、回収されていない伏線もあったりするのですが、どうやら2期をやるようです。まだ出てきていない色の王とかもいますし、今度は主人公チームも含んだ色別抗争バトルとかやっていくんですかね?あと、どうでもいいことかもしれませんが、2期はサブタイトルもちゃんと付けてください。タイトルが「K」だけだと、検索にも引っ掛かりにくくて色々と不便ですから…w



主な登場人物と名言(?)

・伊佐那 社(いさな やしろ) 「日本平和だ。良い国だー!!」
 通称:シロ。お調子者の少年ですが、殺人の疑いをかけられたことで様々な勢力から追われる身となります。本人にはまったく身に覚えが無いものの、殺人の証拠が出てきたりするため、その真相はまだ分かっていません。

・夜刀神 狗朗(やとがみ くろう) 「貴様が邪悪だと分かれば、即座に斬る」
 通称:クロ。悪しき王と思われる社を追っていましたが、彼のことを見極めるためにその疑いが晴れるまで一緒に行動することになります。先代の無色の王・三輪一言のことを尊敬しており、彼のありがたい言葉を記録したボイスレコーダーを再生して悦に入っていますw

・ネコ 「我輩はネコである」
 いつも社と一緒にいる白い子猫。しかし、特殊な能力を持っていて人間(美少女)に姿を変えることもできます。社のことが大好き。

・周防 尊(すおう みこと) 「俺は王として動いたことなんざねえよ」
 チーム・吠舞羅のキングであり、第三王権者「赤の王」。王の名を語るだけあって凄まじい力を持っていると思われるのですが、どういう目的からか青のチームに自ら捕まります。どうやら、何かを待っているようですが…。

・宗像 礼司(むなかた れいし) 「私はあなたを殺さなければならない」
 セプター4室長である第四王権者「青の王」。クールな眼鏡男子でドSで、多分こういうの好きな腐の方々は結構いるでしょうねw 赤の王・周防尊とは対立しているものの、何処か彼のことを気にかけています。

・アドルフ・K・ヴァイスマン 「もっともっともっと、ひっかきまわしてやる!」
 第一王権者「白銀の王」。不死の力を持つとも言われ、謎に包まれた存在です。



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