ガンダムビルドファイターズトライ
2014年 全25話


評価 65点

作品解説

 ガンダムビルドファイターズトライ Blu-ray BOX 1(スタンダード版)(期間限定生産)
バンダイビジュアル (2015-03-27)
売り上げランキング: 10,944

イオリ・セイ、レイジ組がガンプラバトル世界大会で優勝してから7年――ガンプラバトルの人気がさらなる広がりを見せる中、かつてイオリ・セイが在籍していた聖凰学園はただ一人の部員しかおらず、ガンプラバトル選手権に出場することすら出来なかった。そんな中、一人の転入生が現われたことで物語は動き出す。



正直言うと、1期が良かっただけにこちらはイマイチ感が拭い切れませんね…

まず、今回は3対3のチームバトルなんですが、そこの旨味がまったく出て無かった印象です。
せっかくのチーム戦なのに、それを活かした戦術等はなく、結局1対1を3戦同時進行しているだけ…しかも尺の関係上、1戦1戦の濃度は薄まった感じになっているので、これで盛り上がるはずもない。結局、チームバトルは足を引っ張っただけの設定になってしまった印象です。

あと、前作では、マオ、フェリーニ、アイラ、名人…それぞれライバルキャラ達の魅力を引き出し、彼らとの決戦は盛り上がったものですが、今作ではライバルたちの掘り下げが甘く、どうも盛り上がりに欠けます。
セカイの良いライバルキャラになりそうだったシモンは結局前半の1戦のみだったし、兄弟子のジュンヤは何かぽっと出キャラのイメージ…。キジマ・ウィルフリッドについては、どうもスマートすぎてセカイのライバルキャラ…というには違和感あるんだよなぁ。

むしろ、ユウマのライバルであるアドウとかサカイ・ミナトの方がキャラとしてはいい味出てましたが、いかんせんユウマ自体がセカイの影に隠れて試合では中途半端な立ち位置だったので、やはり盛り上がらなかったですね。(サカイ・ミナトの場合、彼の機体がイロモノ臭強かったというのも関係あると思いますけど 汗)

あと、前作は世界大会まで行ってるのに、今回は全国大会で終了…何故にスケールダウン?ちょっと不思議ですね。ルーカス・ネメシスの登場等、世界にはもっと強い相手がいそうな雰囲気があっただけに、そこで終わってしまったことが残念です。

そして、前作では色々不透明なまま終了した異世界アリアン関係の話が、今回まるで出てこなかったのもガッカリでした。レイジ、アイラのアリアン組どころか、セイとの絡みも微妙だったし、前作ファンへのサービス精神がまったく無かったですよ。

ということで、良かった点はフミナ先輩が無駄にエロイところくらいか…w あのヘソ出しスパッツはヤバイですよ。OPでもあの格好で登場しているし、やっぱあれがデフォなのか…?セカイくらいの年頃のファイター達なら、あの格好が気になって試合にならない気がしますねw



主な登場人物

・カミキ・セカイ
 聖鳳学園の中等部2年に転入してきた少年。次元覇王流と呼ばれる流派の使い手であり、ガンプラバトルでもその拳法を生かした戦いを行います。奥義使用の際は、明鏡止水を彷彿とさせる演出があり、彼が師匠と呼ぶ人物の登場を期待せずには入られません(OPに“アノ人”らしきシルエットが出てるもんだからなぁ〜)。使用ガンプラは「ビルドバーニングガンダム」…かつて、イオリ・セイがレイジの為に作り上げた機体です。

・コウサカ・ユウマ
 前作のヒロインであるコウサカ・チナの弟。セイに憧れて幼い頃からガンプラ製作に励み、ファイターとしてもかなりの実力を持っていましたが、ある出来事をきっかけにガンプラバトルから遠ざかります。以降は、アーティスティック・ガンプラ・コンテストといったビルダーの腕を競う大会に参加して名を馳せていましたが、セカイとの出会いによりガンプラバトルへの情熱を取り戻していきます。使用ガンプラは「ライトニングガンダム」…高機動性と長距離射撃を得意としています。

・ホシノ・フミナ
 いつもスパッツ履いてる先輩w 聖凰学園のただ一人の部員であり、チーム・トライファイターズを作り上げたガンプラ部の部長です。ユウマとは幼馴染という関係ですが、それ以上のものはないようで(向こうもミライ姉さんに首ったけだし…)、セカイのことが気になっている様子。使用ガンプラは「ウイニングガンダム」…SDサイズの機体がついにレギュラー化しましたね。しかもこの機体、色々ギミックがあるようで…。

・カミキ・ミライ
 セカイの姉。道行く男性を虜にするほどの美貌の持ち主で、ファッション誌の読者モデルを務めています。ガンプラバトルに熱中していくセカイのことを温かく見守っています。



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