極上生徒会
2005年 全26話


評価 70点

作品解説

極上生徒会 Vol.1
キングレコード
発売日:2005-07-21

母親を亡くした蘭童りのは、ペンフレンド「ミスター・ポピット」の紹介で宮神学園に転入することになります。それから、あれよあれよという間に宮神学園極大権限保有最上級生徒会…通称「極上生徒会」に入ってしまうことになるのでした。


キャラものとしては、極上…とまでは呼べないにしても、なかなかよく出来た作品だったと思います。登場人物それぞれのエピソードもキチンと描かれており、しっかりとキャラが立っていましたからね。
内容的には、どこかお馬鹿な話の中にほんのり心が温かくなるような感動エピソードを織り交ぜてきて、いいとこ突いてるぜって感じです。他にも色々な要素が含まれている作品であり、なかなか楽しむことが出来ました。放映当初は、今流行のお姉さまと百合百合話かよ…って思ってたんですけどね(笑)
まっ、この手の作品は、どれだけキャラに愛着をもって見れるかってことが重要だと思うので、皆さんも「お気に」を作っちゃってください。そうした方が楽しめると思います。ちなみに私は和泉かな?彼女のギャップにやられちゃいましたw



主な登場人物と名言(?)

・蘭堂 りの 「会いたいんです…ただ会いたいんです!それがいけないことなんておかしいです」
 転校初日から、宮神学園極上生徒会の書記になっちゃいます。明るくて真っ直ぐな女の子ですが、ドジでダメダメな印象の方が強いですね。しかし、彼女にはある特別な能力があるのでした。(それは腹話術の才能じゃないよ、念のため…)

・プッチャン 「俺の名前はプッチャン。それ以上でもそれ以下でもないただの人形だ」
 謎の人形生命体。りのに寄生(?)して、喋ります!動きます!戦います〜!(しかも超強ぇ…)。黄金に輝く、スーパープッチャンモードでの超必殺技「プッチャンダイナミック」で敵を蹴散らします。つか、もう何処から突っ込んだらいいのやら…。

・神宮司 奏 「私はおせっかいが好き。余計なことが大好きよ」
 極上生徒会会長で神宮司財閥のお嬢様。男女問わず色んな人から慕われていますが、本人にその自覚は無く、りのにだけ特別寵愛(笑)を注いでいます。まあ、それには理由があるんですけどね。非の打ち所がない美少女ですが、センスが非常〜に悪いことだけが玉に傷…。

金城 奈々穂 「極上生徒会総員に告げる!今会長は困っている。それがどういうことか分かるな!」
 極上生徒会副会長。奏の幼馴染で、彼女のためなら何とやら…もう全力で奏をあらゆるものから守ろうとします。ヨーヨーなんて武器を使っている姿は某スケバンを思い出させますね。そんな彼女ですが、実はファンシーグッズ大好きという意外な面も…。

・銀河 久遠 「極上生徒会は、私にとって居心地が良すぎるから…嫌なことから逃げ出したくなる」
 極上生徒会副会長。美人で聡明なクールビューティー。しかし、彼女には皆に黙っているある秘密がありました。極上生徒会とその秘密との間で、心が揺れ動いています。

・桂 聖奈 「おだまりなさい!」
 極上生徒会隠密リーダー。この作品の影の立役者です。いつもにこにこ笑顔で、いまいち本心掴めない彼女ですが、最終話でおいしいとこもってっちゃってくれますよ…(ニヤリ

・和泉 香 「私は今を不幸だなんて思ってない。毎日楽しんでる」
 極上生徒会遊撃部所属。いい子だ〜本当にいい子だ。最初の方でちょっと意地悪キャラっぽく見せていたのは、ギャップ萌えの布石!途中から彼女の評価はうなぎ上りですよ。亡くなった両親の代わりに、自分が幼い兄弟の面倒を見る…なんて健気なんでしょうか!?生徒会メンバーの中で、最も家庭的な面を持ち合わせているのもポイント高いです。

・角元 れいん 「…それって凄く重要で大切で、最優先じゃない?」
 極上生徒会遊撃部所属。一人称「あっし」が素敵なちびっ子。口癖?として、意味が似た言葉を三つ続けて言っています。ちなみに彼女のお父さんは、彼女が小さい頃蒸発しており、それ以降小百合の家に引き取られることになりました。賭け事が好きだったお父さんと何処かで繋がっていたいという想いからか、彼女も賭け事大好きです。

・飛田 小百合 「よく見える…そう、見えなかったものまで」
 極上生徒会遊撃部所属。剣の腕が超一流のメガネっ子。そして、そのメガネっ子レベルも非常に高く、メガネっ子究極奥義「メガネ、メガネ…」(無くしたメガネを手探りで探す!)を習得しています。をを〜メガネっ子万歳だぜ、イエ〜♪

・桜 梅歩 「だって、女の子なんだもん!」
 極上生徒会隠密所属。えと、りのの親友の…抜け忍です。忍者装束を着るのが嫌で、里から逃げ出してきました。一度、街でスカウトされて、アイドルデビュー寸前までいきましたが…。ちなみに、その時の彼女のキャッチコピーは「その普通、特別だね」…たしかにあの格好は、ある意味特別(特殊)だわw

・矩継 琴葉 「あなたは本当に不器用な人だ…」
 極上生徒会隠密所属。普段は影から隠密としての役割を果たしているため、生徒会メンバーの前にもあまり姿を見せません。任務のために時には冷徹にもなりますが、基本はウブな照れ屋さん。

・市川 まゆら 「不足しているのは予算です!」
 極上生徒会会計。いつも予算の帳尻が合わず苦労してます。極上生徒会では、最もまともで生真面目なキャラなのですが、それが災いしていまいち目立っていません。合掌…。

・シンディ 真鍋 「ステキ…」
 極上生徒会車両部所属。いわゆる皆のアッシーちゃん。ハーフの彼女は、奇妙な片言の日本語を話していますが、実はちゃんとした発音で話せることも発覚!でも、それが持ち味なんで直しちゃ駄目なんですよね。ちなみに彼女はプッチャンにLOVEです…(汗

・桂 みなも 「私は何をしてもいいの。そういうことになってるの」
 聖奈さんの妹で、極上生徒会…特別名誉顧問?と本人は名乗っています。彼女の登場は、極上寮に波乱を巻き起こすことになりました。実は心臓が弱く、不自由な生活を強いられていたため、皆からは甘やかされていました。そのため、超わがままな性格に育っちゃっています。彼女の脚本による演劇「宇宙異星人エイリアン」は名作ですなw



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