劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語
2013年 劇場版


評価 75点

作品解説

 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語(完全生産限定版) [Blu-ray]



魔法少女まどか☆マギカの劇場版第3作目。
ただし、第1作目と第2作目はTVシリーズの総集編であり、劇場版としてはこれが初の完全新作となります。

内容としては、TVシリーズ、劇場2作の続きです。
前作では少々モヤっと感が残ったラストだったので、あそこからどう展開するのかと思いきや…前作ラストと今作始まりが繋がっていない!まあ、コードギアス等でも見られましたが、繋がり部分を敢えて隠して展開していき、後でその種明かしをするって手法ですね。

いいでしょう…TVシリーズでも幾多の予想外な展開に度肝を抜かれてきましたが、今回もそちらの思惑に乗ってやろうじゃないですか!w

結果、確かに意外性のある展開が繰り広げられて驚かされました。ただ、これはどうなんだろうな?正直、賛否両論ある気がします。

TVシリーズからの集大成としてのラスト…ここまで来てまだこんなドンデン返しが待っているとは…。この物語のハッピーエンドは一体何処にあるんでしょう?
虚淵さん的には、安易なハッピーエンドを迎えさせたくないのかもしれませんが、こんなことになってこの先どうすんだよ。ぶっちゃけ、前作以上にモヤっと感が残る締めになっていたような気がします。

ということで、個人的にシナリオはそこまで高い評価は付けてないです。結末がモヤっとしすぎていますし、そもそも話が色々と飛躍しすぎて分かり辛くなっていたように思います。
TVシリーズでは各魔法少女に感情移入して、それぞれの悲劇に心を痛めましたが、最早状況とか色々超越しすぎていて感情移入することも難しいです。

新キャラの女の子については…どっちでもよかったかな。アスミンファンならヒャッホーって思うかもしれませんが、別にいないならいないで良かった気も…(というか、あいつは“アノ姿”だからこそインパクトありますからねw)

ただ、ファンが見たかったところはしっかり押さえているんですよね。例えば、5人の魔法少女の共闘とか。本編ではありえなかった、彼女ら全員が肩を並べて戦うシーンは良かったと思います(皆カラフルなので、なんちゃら戦隊ってノリですがw)
あと、映像がとても良かったですね。魔法少女なのにひたすら銃撃戦を行うマミさんとホムラちゃんw ここんところのバトルは必見です。



主な登場人物と名言(?)

TV版・レビューにて紹介



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