這いよれ! ニャル子さん
2012年 全12話


評価 60点

作品解説

 這いよれ! ニャル子さん 1 (初回生産限定) [Blu-ray]
エイベックス・エンタテインメント (2012-06-22)
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八坂真尋は、ある日夜道で怪物に襲われるが、突如現れた謎の少女に救われる。その少女は、自身がクトゥルー神話に登場するニャルラトホテプそのものであると語り、真尋が他の宇宙人に狙われていて自分が護衛として派遣されたことを告げるのだった。


良かった点は、やたらハイテンションのアスミスが見れるところ。悪かったところは、パロ頼みでストーリーがイマイチなところですかね。
この作品、OPのインパクト等から同期の作品の中では話題に上がることも多かった気がしますが、他のアニメと比べて何か特別な良さがあったのかと言えば決してそんなことはなく、上記の声優さんファン以外はそこまで楽しめるものでもないかな〜というのが個人的な感想です。内容的には、うる星やつらみたいなどんちゃん騒ぎ系ラブコメなんですが、あちらとは違ってパロの元ネタを知らないと楽しめない部分も多く、偉大なる名作の劣化コピーと言わざるを得ない部分も多々ありました。
また、クトゥルー神話という素材をモチーフにしているのですが、別にそういう必要性を感じませんでしたね(汗)。むしろ、クトゥルー神話の邪神達が実は宇宙人なんですよという設定の方に違和感がありました。只の宇宙人という設定じゃあダメだったんでしょうか?まあ、それだとほんとオリジナリティ皆無になってしまうので、何か一つでも独自の特徴がほしかったのでしょう。
ということで、これ以上言うことは特にありません。うる星やつらにパロディ要素を加えてリメイクするとこんな感じになりました〜で全てが説明できてしまうので、ある意味でレビュアー泣かせと言えるかもしれませんねw



主な登場人物と名言(?)

・ニャル子 「這いよる混沌なんぞをやっております」
 クトゥルー神話に登場する「無貌の神」ニャルラトホテプ。宇宙連合・惑星保護機構に所属しており、宇宙犯罪組織に狙われる真尋を保護するために地球へやってきましたが、その際に彼に一目惚れしてしまい、八坂邸に居座ることになります。真尋に対して一途な恋心を抱いており、日々猛アタックを繰り返します。

・八坂 真尋 「僕は平穏な日常を望んでいる」
 特殊な能力を持つため、邪神達から狙われる高校生。宇宙人たちの騒動に巻き込まれることをウンザリしており、ニャル子達が家に居座ることについては快く思っていないようです。ニャル子が言い寄ってきた時にはフォークを突き刺すという激しいツッコミを見せますw

・クー子 「いっぱい赤ちゃん作ろ」
 クトゥルー神話に登場するクトゥグア。ニャル子の幼馴染みで彼女に深い愛情を抱いており、自分はニャル子の赤ちゃんを産むといつも公言しています。真尋のことは恋敵として認識していますが…

・ハス太 「ボク、初めてだったの…」
 クトゥルー神話に登場するハスター。いわゆる男の娘というやつなんですが、ニャル子同様に真尋に対して一目惚れしてしまいます。



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