ひぐらしのなく頃に解 厄醒し編
全4話



作品解説

アニメオリジナルの厄醒し編。
一体何をやるのかと思いきや、前半は部活エピソードの補完で、後半からは今後重要になってくる梨花の心情描写を見せることと、沙都子主観での雛見沢大災害の真実…てな感じでした。
今回発覚したことは、梨花の死は何か怪しげな集団によるものだということと、そいつらが雛見沢大災害にも一枚噛んでいるのではないか?ってことです。まあ、まだ真相部分には触れていないのですが、大災害が祟りでは無いってことを匂わせておいて、続く皆殺し編へと繋げていくつもりなんでしょう。
ほんとは、ここの部分の話は皆殺し編で一気に明かされるはずなんですが、アニメ版では何故かそちらの内容を小出しにしてきましたね。この事件が祟りなんかでは無いってことをまず強調しておいて、視聴者に対して推理の余地を残してるんでしょうか?まあ、続くシナリオでいきなりファンタジー要素が出てくるんで、ぶっちゃけまともな推理とか無いんですけどね…(汗)
そういえば今回、前半部分になかなかのはっちゃけ具合が見られました。入江のはじけっぷりもそうだし、何よりようやく口先の魔術師Kの見せ場がありましたね。圭一の話術ってのはこれから先重要になってくるので、そこを見せるためにも描いておきたかった部分なのでしょう。
さあ、次はようやくほぼ全ての謎が明かされる皆殺し編です。ここをどれだけ上手くやってくれるかに期待しましょう。



主な登場人物と名言(?)

・前原圭一 「男が変態で何が悪い(キラーン)」
 Kかっこいい!K漢らしい!Kのこの素晴らしき口上を待っていましたよ。存分に笑わせてもらいましたw まあ、今回の見せ場はその究極の口先くらいでしたけどね。

・竜宮レナ 「いいよ、圭一君なら。レナは圭一君のこと信じてるし」
 後半で、レナは相変わらず鋭い子だな〜と思わされました。そして行動力もあります。やっぱこの子はただもんじゃねえぜ!

・園崎魅音 「部活メンバー集合!」
 これといって大した見せ場は無し…。

・北条沙都子 「私が梨花を守るしかない…」
 今回のシナリオは、ある意味沙都子シナリオとも言えるか?なんとなく梨花がメインになりそうだったけど、後半は完全にこいつ視点で話が進んでいましたからね。途中、よく不安定になることもありましたが、それも今後の伏線でしょうね。

・古手梨花 「それでも、私は大事な人達を守りたい」
 このシナリオではシリアスモードがやたらと発動して、よく自問自答(今のところはそう見える)をしてました。普段の「にぱ〜」とか言ってる梨花ちゃまとはまるで違う雰囲気でしたが、それは二重人格なのか?

・園崎詩音 「あまりやりすぎると、私が相手になりますよ
 今回のシナリオでは、詩音は沙都子のことをとても可愛がっていました。彼女のために雛見沢の学校に転校してきたようですしね。こいつが裏返った某シナリオでは、沙都子に対して酷い仕打ちもしていたのですが、発狂することなく正しい道に辿り着いてました。

・大石蔵人 「ふざけるなあああああっ…」
 後半、事件についてなかなかいいところまで推理してました。まあ、メインキャラの中でこいつ以外まともに生き残ってた人がいなかったので、必然的に推理役になったんでしょうけどね。

・富竹ジロウ 「評判は聞いているよ。愉快な男の子が転校してきたってね」
 当然のようにアポーン。梨花から助言されてましたが、まじめに聞いてあげましょうね。

・鷹野三四 「皆、相変わらず仲がいいのね」
 富竹死んだら、この人もセットでアポーン。あなた達の方が相変わらず仲いいですよw

・入江京介 「沙都子ちゃんの居る所、常にこの入江京介の影あり」
 アホにさらに磨きがかかっていましたw けど、これこそ監督の真の姿だ!もっとメイドへの迸る熱い思いを語ってくれい。

・??? 「サイコロの目は振ってみなければ…」
 梨花に語りかける謎の声。その正体は皆殺し編で…



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